せどりは安く買って高く売るだけのとても簡単なビジネスです。

ビジネスである以上、いろいろな経費が掛かってきます。

その中でもFBA納品で切っても切れない絶対必要な経費。それが送料です。

 

たとえば1個で1000円利益の出る商品を1つだけFBAに納品するとしましょう。

送料が1000円かかれば利益がなくなります。こうなると仕入れるだけ無駄になります。

なので1箱に詰めて、1回あたりの納品個数を多くする。送料はなるべく安くする。というのが基本になります。

 

送料をなるべく安く抑えるには、安い配送業者、安い配送サービスを使うしかありません。

選ぶ発送方法によって同じ荷物を同じ場所に送っても倍くらい送料が変わることもあるので、FBAに納品する際は一番お得な発送方法を選ぶようにしましょう。

というわけでこの記事では、FBA納品におすすめの配送サービスを紹介していきます。

 

FBA納品の送料が安い配送業者は?

個人で一般的に荷物を送る場合は、郵便局のゆうパックかクロネコヤマトの宅急便が思い浮かぶでしょう。

有名とはいえ、ゆうパックや宅急便であっても送料を安く抑えるための割引制度があるのは知られていないかもしません。

 

今回はゆうパックやクロネコヤマトの割引情報に加えて、「初心者は知らないけど稼いでるせどらーなら誰でも知ってる」という配送サービスも含め以下の5サービスを紹介します。

  • ゆうパック(郵便局)
  • 宅急便(クロネコヤマト)
  • ヤマト便(クロネコヤマト)
  • エコムー便
  • プライスター便

 

実際どれくらいの料金なのか比較していきますので、参考にしてみてください。

 

ゆうパック(郵便局)

まずは郵便局のゆうパックです。

170サイズ、重量25kgまで発送が可能です。

25kgを超える場合には重量ゆうパックというサービスで30kgの荷物までは発送できます。

郵便局の他、ローソン、ミニストップ、セイコーマートでも発送可能です。

また最高30万円までの損害賠償が運賃に含まれています。

配送サービスとしては日本最大級なので安心感もあります。

 

ゆうパックの料金(東京発)

東京発で考えた場合、ゆうパックの料金は以下のようになっています。

 

例えば160サイズのダンボール1箱を発送する場合、以下のような料金になります。

  • 東京発→東京着:2010円
  • 東京発→近畿着:2160円
  • 東京発→九州着:2490円

ちなみに東京→九州でも九州→東京でも同じ送料です。

 

ゆうパックの割引サービス

ゆうパックには各種の割引サービスが適用できます。

 

  • 持込割引:郵便局またはゆうパック取扱所に持ち込むと1個につき120円割引
  • 同一あて先割引:1年以内に同じ住所に出したゆうパックのラベルがあれば1個につき60円割引
  • 複数口割引:あて先が同一の物を2個以上出すと1個につき60円割引
  • スマホ割引:ゆうパックスマホ割アプリを使って発送をすると1個につき180円割引
  • 継続利用割引(スマホアプリ限定):年間10個以上の発送で次の発送から10%割引(10個を超えた次月から利用可能)

 

ちなみに同一あて先割引と複数口割引は同時に利用できません。

また、スマホ割引は持込割引、同一あて先割引と複数口割引と同時に利用できません。

 

ややこしいので最大割引を適用した場合の例を挙げておきます。

ゆうパックの最大割引はスマホ割引で180円を割り引いたあと、継続利用割引で10%割引となります。

試しに東京発、東京着で最大割引を適用したところ、2,010円から1,647円に割引されました。

 

割引情報を知っていれば、ダンボール1個あたり350円程度安く送ることができます。

 

宅急便(クロネコヤマト)

続いてはクロネコヤマトの宅急便についてです。

160サイズ、重量25kgまで発送が可能です。

25kgを超える場合は宅急便ではなく「ヤマト便」で発送が可能です。あとで詳しく紹介します。

宅急便センター、取扱店、セブンイレブン、ファミリーマートなどコンビニでも発送可能です。

最高30万円までの損害賠償が運賃に含まれています。

ゆうパックと同様、クロネコヤマトも日本最大級の運輸業者なので安心です。

 

宅急便(クロネコヤマト)の料金(関東発)

関東発の場合、クロネコヤマト宅急便の料金は以下のようになっています。

 

例えば160サイズを1箱発送する場合、以下のような料金になります。

  • 東京発→関東着:2070円
  • 東京発→近畿着:2180円
  • 東京発→九州着:2510円

ゆうパックより数十円高いです。

 

宅急便(クロネコヤマト)の割引サービス

宅急便には各種の割引サービスが適用できます。

通常料金ではゆうパックの方が安かったですが、宅急便の割引制度をフルに使うと宅急便の方が安くなります。

 

  • 持込割引:クロネコヤマトの取扱所に持ち込むと1個につき100円割引
  • クロネコメンバーズの持ち込み割:メンバーズ会員かつスマホアプリで送り状を作成して持込をすると160円割引
  • クロネコメンバーズの持ち込み割(直営店):メンバーズ会員かつスマホアプリで送り状を作成して直営店に持込をすると210円割引
  • クロネコメンバー割:メンバーズカードに電子マネーをチャージし、電子マネー決済をすると10〜15%割引

 

結構ややこしいのでまとめますが、

  • 「クロネコヤマトメンバーズ」の会員になる
  • 会員カードに電子マネーをチャージする
  • スマホアプリで送り状を作成する
  • 直営店に荷物を持ち込む

という手順を踏むと最大限の割引を受けることができます。

※メンバー割には、チャージ単位が1,000円の通常タイプと、チャージ単位10,000円のBIGタイプがあります。

 

試しに東京発、東京着で最大割引を適用したところ、160サイズでは2,070円から1,548円に割引されました。

 

 

さらに複数口割引というのもあり、同一住所に複数荷物を送る場合には1個あたり100円が割引されます。

つまり160サイズで1個あたり1450円程度になります。

ゆうパックよりも200円ほど安いです。

 

ヤマト便(クロネコヤマト)

クロネコヤマトには宅急便以外に「ヤマト便」という発送方法があります。

一般の方が利用することはほとんどないと思いますが、170サイズ以上の商品や同一住所に大量の商品を発送する時に利用すると安く送ることができます。

複数の荷物をまとめて送る場合、最安の方法となります。

稼いでいるせどらーは大量に納品するものなので、基本的にヤマト便を使っていると思ってください。

ヤマト便については、以下のように個別記事も書いてますので参考にしてください。

FBA納品で最安のヤマト便について徹底解説します

 

ヤマト便の料金

ヤマト便の料金は以下のようになっています。

 

 

運賃の計算方法が複雑で分かりにくく、送り先によって細かく設定されています。

 

  • 運賃は、荷物の「総重量」とお届け先の「エリア」により決まります。
  • 荷物1つあたりの「重量」は、実重量を測った上で容積換算(下記参照)を行い、「容積換算重量」と比較して重い方が「重量」となります。

 

【容積換算式】
縦(メートル)×横(メートル)×高さ(メートル)×280=容積換算重量(kg)

 

例えば、50cm×50cm×60cmの160サイズのダンボールであれば、

縦0.5(メートル)×横0.5(メートル)×高さ0.6(メートル)×280=容積換算重量42(kg)

となります。

この場合、重量が40kgを超えていて60kgまでの運賃となります。

東京都内(23区外)→東京都内(23区外)とすると、運賃は2542円です。

 

1箱だけ送ると他の発送方法より高いので、全くメリットがありませんが複数の箱を発送する時に真価を発揮します。

 

では同じ160サイズを4箱一緒に送った場合を計算してみましょう。

計算式は上記と一緒で42kgを4倍します。

42kg×4箱=168kgとなり180kgまでの運賃を見ます。

 

東京都内(23区外)→東京都内(23区外)とすると、3972円なので1箱あたり993円になります。

 

なお箱のサイズによって計算も変わります。

70cm×50cm×40cmの160サイズのダンボールでは、容積重量は39.2kgです。

4箱送った場合160kgまでの運賃3752円になるので、1箱当たり938円になります。

 

ヤマト便では、小さい箱で重いものを送る場合により効果が高くなります。

 

使用する箱のサイズや発送地域によって変わるので、一度計算してみると良いです。

参考:ヤマト便料金表

 

ヤマト便の割引サービス

ヤマト便では、以下のように持込割引が適用されます。ただし、持ち込み場所は直営店のみで、コンビニなどには持ち込めません。

 

送り状一件あたりなので、複数ダンボールを持ち込んでもその分割引などはされませんので注意です。

先ほどと同じように計算すると、160サイズのダンボール4箱だと320円割引が適用されます。

結果として、一箱あたりの送料が850円〜900円程度になり、今回紹介する配送方法の中で最安となります。

 

 

エコムー便

次にエコムー便という配送サービスを紹介します。

同一都道府県もしくは同一地方に発送するなら、1個あたり1,180円からと破格の価格で発送ができるサービスです。

160サイズ、重量30kg未満まで発送が可能でしかも持ち込みしなくてもいいのでかなり安いです。

 

ざっと説明すると、エコムー便が大勢のユーザーの発送を束ねて、運輸業者にまとめて依頼することで安くできているという仕組みです。

聞き慣れない業者で不安かもしれませんが、配送自体は佐川急便がやるので安心して使えるかと思います。

補償も佐川急便の補償が適用されます(補償をつける場合は50円〜料金が発生)。

 

エコムー便の料金

エコムー便の料金は以下のようになっています。

 

 

例えば160サイズを1箱発送する場合、以下のような料金になります。

  • 東京発→関東着:1,180円
  • 東京発→近畿着:1680円
  • 東京発→九州着:1980円

 

1個あたり1,180円とゆうパックや宅急便と比べると破格です。

 

エコムー便の割引サービス

エコムー便には割引サービスがありません。

ですが、割引サービスがなくてもかなり安いです。

 

 

プライスター便

Amazonの価格改定ツールとして有名なプライスターが、ユーザー専用で2020年3月から始めた新サービスです。

関東からAmazon FBA倉庫への発送であれば1個あたり税込980円とかなり格安で発送することができます。

ただし送れるサイズは140サイズ以下、20kg未満。補償については5万円までとライトな設計になっています。

配送業者は佐川急便なので、それなりに安心はしていいでしょう。

 

プライスターは価格改定ツールの中では開発スピードが圧倒的で、カスタマーサポートも手厚いです。

プライスター便は2020年3月2日にリリースされその後わずか1ヶ月の間に、

  • 3つのFBA倉庫への追加対応
  • 補償額を1万円→5万円に改善

といったスピーディな対応が取られました。

リリース直後で若干不安もありますが、この改善スピードを考えればあまり気にすることはなさそうです。

 

プライスター便の料金

プライスター便の料金は以下のようになっています。

 

140サイズ以下、20kg未満限定ではありますが、関東・信越からの発送なら、どのAmazon倉庫であっても980円で発送ができます。

 

ただしプライスターユーザー向けの限定サービスなので、プライスターの月額料金5,280円が別途かかります。

プライスター導入によってキャッシュフロー改善、作業の効率化ができ、売り上げアップに繋がるので導入していない人は、この機会にぜひ検討してみてください。

稼いでるせどらーはみんな使ってるようなレベルのツールなので、稼ぎたいならチェックしておきましょう。

詳しくは以下の記事で解説しています。

価格改定ツール「プライスター」とは?特徴・メリット・デメリットを徹底解説します

 

プライスター便の割引サービス

プライスター便には特別に割引サービスはありませんが、それでも十分に安いです。

 

契約運賃

運送会社と契約をして独自の運賃を決める方法もあります。

安定してFBAに納品をするようになったら、一度運送会社に相談してみましょう。

月何個以上発送などの条件を言われると思いますが、担当者次第ではかなり安くなることもあります。

 

地域なども含めたいろいろな条件によるので、一概にいくらくらいになるというのはわかりません。

聞かなければ今のまま、聞けば安くなるかもしれない。

契約できなくても今より高くなることはないのでノーリスクです。

 

 

FBA納品の送料が安い配送業者まとめ

この記事では以下の5サービスを比較しました。

  • ゆうパック(郵便局)
  • 宅急便(クロネコヤマト)
  • ヤマト便(クロネコヤマト)
  • エコムー便
  • プライスター便

 

結論としては、以下の通りです。

  • 複数のダンボールをまとめて送るのであればヤマト便が最安。
  • 少数の荷物を送りたい人で、プライスターを使っているかつ関東在住であればプライスター便も十分安い。
  • 関東以外の人はエコムー便が安い。

 

結果的に、誰もが知っているゆうパックやクロネコヤマトの宅急便はそんなに安くないということになります。

知らないと損をするというのがよくわかる結果です。

情報はしっかりと追ってせどり・転売の利益を逃さないようにしましょう。