楽天アカウントが利用停止になったんだけどなんで!?
垢バンになった原因が分からないし、どうしたら良いんだろう…
Amazonで度々目にするアカウントの利用停止ですが、それは楽天市場も同様です。おそらくですが、単なる買い物等で利用する分には、アカウント停止になったり、垢バンになったりする可能性はないでしょう。
ですが、物販の仕入れに使ったり日々の買い物が多かったりと利用頻度の高い方は、使い方次第で利用規約に引っかかる可能性もあるので注意しなければなりません。
そこで今回は、楽天アカウントが利用停止・垢バンになるリスクや理由、対策方法について詳しく紹介していきます!
楽天アカウントが停止・垢バンされた際のリスク4選
まず、そもそも楽天アカウントが利用停止・垢バンになった際にどういったリスクがあるのかみていきましょう。
結論から言うと、大きく4つのリスクがあります。
- 楽天市場での販売・購入の禁止
- 楽天グループサービスへのログイン・利用禁止
- 楽天市場で貯めた楽天ポイントの利用不可
- 家族の楽天アカウント利用停止
間違いなく言えるのは、楽天市場での商品購入は不可能になることでしょう。家族の楽天アカウントがあるから大丈夫だろう…と思った方もいるかもしれませんがそれもできません。いわゆる連帯責任を負わされるわけですね。
楽天アカウントが利用停止になれば自身はもちろん、家族にも迷惑がかかるので注意しなければなりません!
楽天アカウント停止の代表的な7つの理由
では、楽天アカウントが利用停止となる代表的な理由を7つ紹介していきます。
- 複数アカウントの開設と利用
- 複数回の注文キャンセル行為
- クレジットカードの頻繁な決済エラー
- 個別限定商品の大量購入
- セール期間における大量のコンビニ受け取り
- 楽天銀行口座への大量入金・出金
- 楽天ポイント・ギフトカードの不正取得と利用
①複数アカウントの開設と利用
まず、楽天会員アカウントを複数開設して利用すると利用停止処分になります。というのも、複数アカウントの作成および利用は楽天会員規約の第8条にある禁止行為に記載があるからです。
不正アクセス行為、第三者のアカウントを利用する行為、複数のアカウントを作成しまたは保有する行為、その他これらに類する行為
楽天会員規約 第8条(禁止事項)
例えば、楽天ではお買い物マラソンなどのポイント還元に関するキャンペーンが多いため、複数アカウントを取得してより多くのポイントを獲得しようと考える方もいるのでしょう。
また、あわせて第三者のアカウント利用も禁止行為として挙げられています。当たり前ですが、これらの行為は普通に買い物するうえで全く必要ありません。なので、露骨に複数アカウントを取得していると簡単に指摘されてしまいます。
必ず自分名義のアカウント開設は1つだけにしておきましょう!
②複数回の注文キャンセル行為
複数回の注文キャンセル行為もアカウントが利用停止になる要因です。こちらは、楽天ショッピングサービス利用規約の第7条に記載がありました。
購入する意図なく商品の購入を申し込むこと
楽天ショッピングサービスご利用規約 第7条
複数回の注文キャンセル行為は、この意図なく商品の購入を申し込むことに該当すると考えられます。よって、利用規約違反扱いとなるわけですね。
購入を悩んでいる段階で安易に注文しないことを徹底しましょう!
③クレジットカードの頻繁な決済エラー
実は、クレジットカードの頻繁な決済エラーも利用停止になる要因のひとつです。特に、毎月クレジットカードを限度額ギリギリまで利用する方は注意しましょう。
もし決済エラーを起こした場合、店舗側は支払いを確認できないため、工程が滞ってしまいます。これを頻繁に起こしていると店舗側が不審に思い、不正利用を疑われて楽天の運営に通報される可能性もあるでしょう。
そうなれば、運営側も事実確認としてアカウント停止措置を取ることにつながります。
基本的にクレジットカードは、利用する金額は自分で制御しなければなりません。中には事前に限度額付近であることを知らせてくれるサービスの付いたカードもありますが、ない場合は自分で小まめにチェックする必要があります。
クレジットカードの限度額には気をつけて利用しましょう!
④個別限定商品の大量購入
1人1個限定などの商品を複数購入したり、自分のアカウントと家族のアカウントを利用してセール品の大量購入を行うのも利用停止につながります。
なぜなら、ショップからのアカウント不正利用を疑われるからです。
そもそもですが、大量購入すると他の会員さんが購入できません。そういった不利益が発生しないようにしっかりと対策されているわけです。
アカウント停止になったら長期的な損失が大きいので、大量購入はやめましょう。
⑤セール期間における大量のコンビニ受け取り
セール品の大量購入はできないとはいえ、受け取り先を複数のコンビニに設定すればバレないのでは?と思うかもしれませんが、これも当然バレます。
セール期間における大量商品のコンビニ受け取りも不正行為ですから、不審な購入手段を利用していると疑われて通報されてしまいます。
コンビニ受け取りでも大量購入は不審に思われるので絶対に避けましょう!
⑥楽天銀行口座への大量入金・出金
楽天銀行の個人口座への頻繁な大量入金・出金は、犯罪利用を疑われて利用停止措置を取られる可能性があります。
ここで言う大量入金・出金は、毎月数百万円規模の金銭が動きがあることを指します。一般的に個人口座で毎月数百万円規模のやり取りがあることは考えられません。だからこそ、不審な利用を疑われてしまうわけです。
ただし、月数十万円程度であれば、許容範囲とされています。利用停止になることもないでしょう。
もし事業で毎月数百万円規模のお金が動く場合は、個人ではなく法人名義の口座を開設してください!
⑦楽天ポイント・ギフトカードの不正取得と利用
楽天ポイント・ギフトカードの不正取得および利用も考えられる要因のひとつです。
そもそも楽天ポイントの不正取得や利用に関しては利用規約内できちんと明記されています。
ポイントの不正取得、ポイントを不正な目的に利用すること
楽天ショッピングサービスご利用規約 第7条
楽天ポイントの不正取得は、意図的であると考えられるため、発覚した時点でアカウントの利用停止および復活はできないでしょう。
また、楽天ギフトカードは転売行為が禁止されています。転売サイトで販売されているカードを見つけても絶対に購入してはいけません。知らずにそのカードを購入し、利用を試みるとエラーが発生するので、アカウント停止措置につながってしまいます。
楽天ポイントとギフトカードもルールを守って取り扱いましょう!
楽天アカウントの停止・リスクを未然に防ぐ対処法
主に考えられる理由を把握したうえで、楽天アカウントの利用停止リスクはどう防ぐのか。ここからは、主な対処法についてみていきましょう。
- 利用規約を入念にチェックして厳守する
- 楽天ポイントは小まめに使用する
①利用規約を入念にチェックして厳守する
まずは、利用規約を入念にチェックして厳守してください。
そもそも、先ほど紹介したアカウント利用停止になる行為は、ほとんど利用規約に記載のある内容です。よって、利用規約さえ守ってさえいれば、アカウント停止になることはまずありません。
普通に利用していれば、利用規約に引っかかることもないでしょう。自分はバレないだろう…といった安易な気持ちが結果として大きな事態を招く事につながりかねません。
まず利用規約には必ず目を通しておいてください!
②楽天ポイントは小まめに使用する
楽天ポイントは小まめに使用するのもおすすめです。
万が一、アカウントが利用停止となって復活しない場合、せっかく貯めた楽天ポイントは全て失効してしまうので利用できません。そうならないために楽天ポイントを小まめに利用しておくと、いざとなって損失を大きく抑制できます。
自分はきちんと守っているつもりでも、運営が規約違反だと判断したらアカウント停止措置を取られかねません。なので、利用停止になる危険性の意識が重要です!
万が一楽天アカウントが停止されたらどうする?
では、万が一楽天アカウントが利用停止となったらどうすれば良いのでしょうか?
結論から言うと、サポートにお問い合わせをするときに適切な対応を取れば、復活する可能性も十分にあります。
適切な対応とは、利用停止理由の特定と謝罪文です。おそらく多くの方が「利用停止になった理由はなぜですか?」と楽天の運営に対して聞くと思いますが、それだけではきちんとした対応を取ってくれるとは限りません。
しっかりと自分で利用停止の原因を考えたうえで、次回以降再発させないことや改善策を明記しておくと誠意が伝わり、対応してくれる可能性が高まります。
とはいえ、必ず復活するとは限らないので、やはりアカウント停止にならないことが重要です!
楽天アカウント停止を装った迷惑メールの可能性も!?
なお最近では、楽天アカウント停止を装った迷惑メールが届く事例も多くあるそうです。
全く身に覚えのないメールのURLをクリックしてしまうと、フィッシング詐欺などの被害に遭う可能性が考えられます。不審なメールが届いたら絶対にクリックせず、まず公式サイトから楽天アカウントがログインできるかを確認しましょう。
自分宛に届いた不審なメールには注意してください!
まとめ:楽天アカウントを停止されないために規約を守って運用しよう
というわけで今回は、楽天アカウントが利用停止・垢バンになるリスクや理由、対策方法について紹介しました。
楽天アカウントも、使い方次第ではAmazon同様に利用停止措置を取られます。楽天という大きな経済圏を利用する権利を失うといった憂き目にあうため、絶対に避けなければなりません。
最悪の事態を防ぐためにもきちんと利用規約は守って運用していきましょう!