せどりで仕入れた商品の管理やFBAに納品した後のことを学ぶページです。
これ以前の流れが分かってない方はこちらで順を追って説明しているので一度目を通しておいて下さい。
脱せどり初心者集中講座04 仕入れる商品を探す（店舗せどり編）
脱せどり初心者集中講座05 仕入れる商品を探す（電脳せどり編）
FBAに納品すれば販売から入金、出荷までAmazonが全てやってくれるのでとても便利です。
せどりがこれだけ流行ってるのはFBAの存在が大きいです。
商品をFBAに納品すれば売れて入金されるまで何もしなくてもいいと考えてる方も多くいるようですが、実はこのページの内容をを知らないと機会損失や実際に損害を受けることがあります。
あなたは大丈夫ですか？
このページの内容
- FBAに納品するタイミング
- FBAに受領された直後にすること
- FBAに受領されて1ヶ月後以降にすること
- 寝かせる商品の保管
FBAに納品するタイミング
理想を言えば100個くらい集まってから送るのが一番いいです。
商品当たりの発送送料が安くなるのでその分利益が増えます。
実際はそんなに都合よくいかないので自分にとってのベストはどうなのかを考えましょう。
商品当たりの発送送料とは？
FBAに納品する時の送料が500円だとします。
送る商品が5個だと1個当たり100円の送料が掛かっているので1個当たり利益が100円減ります。
送る商品が50個だと1個当たり10円の送料ですむので上記の場合とくらべて1個当たり90円利益を多く得ることができます。
じゃあたくさん集まってから送った方がいいのか？
もちろんFBAに送る商品は1つでも多いほうがいいです。
しかし、その商品が早く売らないと価格がドンドン下がっていくような商品なら1日も早く納品する必要があります。
さらに、週に1回しか仕入れに行かず、毎回利益の出る商品が見つからないような状況だと商品が集まるのがいつになるか分かりません。
FBAに送るかどうかを判断する材料として
- 急いで売らないといけない商品か？
- いつごろたくさんの商品が集まるか？
- 送料を加味した場合に許容できる利益になるか？
この3つを総合的に判断して送るかどうかを決めるといいでしょう。
自家発送も視野に入れてみる
小さい商品ならFBAに送るまで自家発送を選択しておくと販売機会を逃しません。
その場合は発送する時にどれだけ送料が掛かるかを事前に確認しておかないと「売れたけど送料が高すぎで利益が出なかった。」になってしまっては意味がありません。
梱包資材も用意しておかないといけないので最初はちょっと手間が掛かります。
しかし自家発送が出来ると、仕入れ100円販売500円の商品でも利益が取れるようになるので資金が少ない時は選択肢の一つとして視野に入れましょう。
FBAに納品する送料を見直す
もう一つはFBAに送る送料を安くする方法です。
送料が安くなればもう少し商品が集まってから送ろう。と考える必要がなくなります。
運送会社と契約をするほど送る商品がないから仕入れ量が増えてからにしようと考えがちですが、相談するだけならタダです。
安くなればラッキーくらいの気持ちで頼んでみましょう。
その場合は、月に送ってる箱数をちょっと多めに言うのがポイントです。
FBAに受領された直後にすること
FBAに送って受領されたら在庫管理で商品の価格を確認しましょう。
売れ行きの良い商品はFBAに送る時に2～3番目の出品者の価格に合わせておくと価格上昇時に安い価格で売ってしまう損失を回避できます。
届いたら適正な商品価格に変更しましょう。
価格改定ツールを使っていればこの作業は必要ありません。
受領されても受領完了しないことがあります。
納品した商品がすべて受領されていないときは完了しません。
理由はさまざまですが、
- 納品リストにない商品が入っている
- リストにある商品がない
- 数が間違えてる。
などが主な原因です。
受領後48時間後から調査を依頼することができます。
納品時に行方が分からなくなった商品はフルフィルメントセンター到着後9ヵ月以内に依頼する必要があります。
FBAに受領されて1ヶ月後以降にすること
Amazonに商品を納品しているとたまに破損したから返金します。とメールが来ます。
破損の場合は連絡をくれますが、紛失の場合は連絡をくれません。
紛失が起きてるかどうかは調べることができます。
セラーセントラルから
- レポート
- フルフィルメント
- 左のサイドバーから在庫の表示を拡大
- 在庫調整レポート
- オンラインで閲覧
- レポート期間は任意の期間
- レポートの作成
で在庫調整のレポートが見れます。
実際の在庫調整レポートです。
過去半年で6商品17項目で在庫が調整されています。
破損の場合は別の所有者への移管で返金処理が完了して返金されます。
破損時の在庫数の流れは
- 販売できる在庫が1あったものが
- 破損 – Amazonフルフィルメントセンター責任（数量-1）で販売できる在庫が0になります。
- 破損された商品は在庫調整で、販売不可の在庫商品（数量+1）に移ります。
- 販売不可になった商品は、別の所有者への移管（数量-1）という名目でAmazonが買い取ります（返金処理完了）
- 結果、実際の在庫数量は1から0になりました。
この場合は返金された時点でアマゾンからメールが来るので確認しなくてもいいのですが、問題があるのは在庫の配置ミスです。
在庫の配置ミスとはなにか？
単純に納品した在庫がどこにあるか分からなくなった状態です。
在庫が行方不明になっています。
多くの場合は在庫商品の発見で見つかるのですが、たまに発見されない場合があります。
見つかってない場合の連絡はこないので、たまにチェックしておかないと在庫を紛失されたままになってしまいます。
その他の紛失、または破損した在庫についての調査は、紛失、破損が発生してから18ヶ月以内に依頼しないといけません。
なので1～2ヶ月に1回は棚卸をしてFBAに納品している商品の在庫管理をしましょう。
寝かせる商品の保管
仕入れた商品にはスグに売らずに値段が上がるまで保管しておく商品が少なからずあります。
1-2ヶ月以内で売る商品なら保管せずにFBAに納品すればいいのですが販売開始するまで３ヶ月以上かかる商品はFBAに納品せずに自宅や倉庫に一時保管した方が保管手数料がかからないので急いでFBAに納品する必要がありません。
その場合は、水気がないところで直射日光が当らない場所に保管しましょう。埃っぽいところやペット、タバコも厳禁です。
蛍光灯の光もあまりよくありません。
書いてみるとちょっとメンドクサイですね。
押し入れやダンボールなどに入れて直射日光とホコリをシャットアウトしましょう。
ふうげつは保管場所に
３畳の元水槽部屋（エアコン完備）と
４畳のロフトにそれぞれメタルラックを組んで保管しています。
なかなか在庫を置く場所を確保するのは難しいかもしれませんが片づければ押し入れ一つ分くらいは空きますよ。
いらない物はヤフオクで販売して在庫を置く場所と資金をゲットしましょう。
こちらのページにより詳しい内容が書いてあります。
脱せどり初心者集中講座07 資金管理が一番大事
