せどりの利益率ってどのくらいが平均?目指すべき目安も知っておきたい。
せどりで稼ごうと思っても、何も考えず闇雲に売買するとあまり儲からないことがあります。
というのも、利益を出すためには利益率を意識する必要があるから。せどりは仕入れ値と販売価格の差額で利益を得るビジネスなので、差額が小さい商品を売っても手元に残るお金が少なくなってしまうのです。
とはいえ、目指すべき利益率や計算方法がわからないとどうしようもないですよね。そこで今回は、そもそも利益率とは何かといった説明をはじめ、具体的な目安や計算方法などについて解説していきます!
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せどりにおける利益率とは?
まず、そもそも「せどりにおける利益率とは何か」について解説していきましょう。簡単にいうと、利益率とは「売上に対してどのくらいの利益が出たか」の割合のこと。
商品が売れた際、売上のすべてが利益になるわけではありません。というのも、売上となる販売価格から仕入れ値や手数料など実際にかかった支出を差し引く必要があるからです。
なので売上から仕入れ値を引いて粗利を出し、そこから販売手数料や送料などを引いて純利益を出しましょう。販売価格に対してどのくらいの純利益が出たかの割合で、利益率を求められます。
せどりの利益率に関する基礎知識
では、せどりの利益率について基礎知識を身につけておきましょう。以下2つのように、せどりにおいて一般的にどのくらいの利益率が平均なのか、そしてどのくらいの利益率を目指せばいいのかについて詳しく解説していきます。
- せどりにおける利益率の平均はどのくらい?
- せどりで目指すべき利益率の目安とは
①せどりにおける利益率の平均はどのくらい?
結論からいうと、せどりにおける利益率は平均20%前後だといわれています。例えば販売価格3,000円で商品を売りたい場合、仕入れ価格や販売手数料などを2,400円に抑えれば600円の差額となり、20%の利益率となりますね。
とはいえ、必ずしも狙った価格で売れるとは限りません。競合との値下げ競争などによって値下げをしないと売れない事態になる可能性は十分に有り得ます。そのため、仮に値下げをしても利益率20%以上で売れそうな商品に絞って仕入れるのがおすすめです。
特に資金面で余裕の少ないせどり初心者は、利益率の低い商品を扱っているとなかなか稼げません。効率良く稼ぐためにも、平均値である利益率20%を目安に売買できるようになりましょう。
②せどりで目指すべき利益率の目安とは
一方で、せどりで稼ぎたいなら利益率は30%前後を目指しましょう。先程の例を参考にすると、販売価格3,000円の商品なら仕入れ価格などが2,100円だと900円の差額となり利益率30%を実現できます。
利益率30%前後が理想と言われる理由は、30%だと得られる利益と売れやすさのバランスがいいから。利益率を低くすれば販売価格を抑えられるので売れやすくはなりますが、得られる利益は少なくなります。 一方、利益率を高くしすぎると売れたときの利益は大きいですが、売れにくくなって在庫を抱えてしまいがちになるのです。
得られる利益と売れやすさのバランスが良いのが「利益率30%」ですね。
せどりの利益率を計算する前に知っておくべき専門用語一覧
利益率を計算する前に、専門用語一覧を簡単に紹介していきます。細かく覚える必要はありませんが、知っておくと詳しい利益率を計算する際に便利です。
利益率計算で使う機会の多い専門用語一覧は以下の通りなので、目を通しておきましょう。
- 売上:商品を販売した金額(販売価格)
- 売上原価:商品を仕入れた金額(仕入れ値)
- 粗利:大まかな利益(売上 – 売上原価)
- 粗利率:大まかな利益率(粗利÷売上×100)
- 純利益:粗利からすべての経費を引いた利益
(ex. 販売手数料、送料、梱包費など)
上記のような専門用語は、せどりはもちろん一般的なビジネスでもよく使われる言葉です。知っておけば実際の仕事でも活かせる可能性があるので、この機会に覚えておきましょう!
簡単にできるせどりの利益率計算方法3つ
ここからは、具体的にせどりの利益率計算方法を紹介していきます。
紹介する利益率計算方法は以下3つ。目的に応じて使い分けができるので、何を基準にして利益率を計算したいかによってそれぞれ活用するのがおすすめです。
- せどりの「売上」から利益率を計算する方法
- せどりの「目標利益」から利益率を計算する方法
- せどりの「利益率」から販売価格を計算する方法
①せどりの「売上」から利益率を計算する方法
まずは、せどりの「売上」を基準として利益率を計算する方法を紹介していきます。この方法は最も基本的な計算方法となっているので、最初に覚えていきましょう。計算式は以下の通りです。
せどりの「売上」から利益率を計算する方法
純利益÷売上×100%
こちらの計算式は、すでに売上(販売価格)や諸経費を差し引いた純利益がわかる場合に使える方法です。例えば売上35,000円の商品を20,000円で仕入れた場合、以下の情報をもとに利益率を計算できます。
商品Aを仕入れて販売する際の詳細情報
項目 | 金額 |
---|---|
売上(販売価格) | 35,000円 |
売上原価(仕入れ値) | 20,000円 |
粗利 | 15,000円 |
粗利率 | 42% |
送料 | 700円 |
販売手数料 | 3,500円(売上×10%の場合) |
梱包費 | 0円(家にあるものを再利用した場合) |
純利益 | 10,800円 |
上記の情報をもとに計算すると、利益率は以下の通りになります。
売上35,000円で純利益が10,800円の場合の利益率
10,800円(純利益)÷35,000円(売上)×100%=31%(利益率)
この場合、利益率は31%と目指すべき利益率になりました。これがもし20%前後だったなら、次に売買するときは利益率が30%になるように仕入れ値を抑えたりもう少し高い販売価格で売ったりといった工夫の必要性がわかりますね。
②せどりの「目標利益」から利益率を計算する方法
次に、目標利益から利益率を計算する方法を紹介します。「目標利益」とは、あらかじめ「9,000円の純利益を得るのを目標にしよう」などと決めておくこと。目標とする純利益の金額があるなら、以下の計算式を使いましょう。
せどりの「目標利益」から利益率を計算する方法
販売価格=(売上原価+送料+純利益)×10÷9
先程掲載した商品Aの詳細情報を、上記の計算式に当てはめていきます。今回は、目標純利益として「9,000円」を設定した場合を想定して計算しますね。
- 販売価格=(20,000円+700円+9,000円)×10÷9
- 販売価格=297,000円÷9
- 販売価格=33,000円
詳細情報を計算式に当てはめて計算した結果、販売価格を33,000円に設定すれば純利益として9,000円稼げることがわかりました。
ここからさらに前述した「純利益÷売上×100%」の計算式に当てはめると、27%の利益率になることがわかります。つまり、目標利益として9,000円を設定した場合、販売価格は33,000円・利益率は27%となることが計算結果から導けるのです。
目標としている純利益の金額があるなら、この方法を使いましょう!
③せどりの「利益率」から販売価格を計算する方法
最後に、「利益率」から販売価格を計算する方法を紹介します。先に利益率を決めて販売すると、不良在庫を抱える可能性を極力少なくできたり損切できたりできるメリットがあります。具体的な計算式は以下の通り。
せどりの「利益率」から販売価格を計算する方法
販売価格-販売手数料-(販売価格×目標利益率)=仕入れ値+送料
この計算式では販売手数料や目標利益率、仕入れ値や送料の数値が必要になりますので、概算でも良いのであらかじめ算出しておきましょう。今回は、前述した商品Aの詳細情報を使いつつ解説していきます。販売価格をAと仮定したうえで、それ以外の数値を入力して計算した結果が以下の計算式です。
- A-A×10%-(A×30%)=20,000円+700円
- 1A-0.1A-0.3A=20,700円
- 0.6A=20,700円
- A=34,500円
上記の計算結果から、目標利益率として30%を設定した場合、販売価格は34,500円にすべきなのがわかりました。このように、利益率から販売価格を計算したい場合にはこの計算式を活用しましょう。
せどりの利益率を計算できるアプリを紹介!
せどりで利益率を計算する方法はわかったけど、毎回こんなに計算するのは大変だと思う人も多いでしょう。そんな人のために、利益率を計算できるアプリを紹介します。一瞬で正確に計算できるので、実際のせどりで利用するなら以下のようなアプリを使って計算していくのがおすすめです。
メインで活用している人が多いのは、「FBA料金シミュレーター」でしょう。こちらはAmazonが提供している利益計算ツールで、販売価格と仕入れ値を入力すれば概算の利益率がわかる優れものです。「ERESA(イーリサ)」も人気のツールで、利益率計算以外にも損益分岐点やランキング降下回数なども表示できるので、使い勝手も良いでしょう。
どちらも無料で利用できるので、気になる人は利用を検討しましょう。
せどりで高い利益率を出すコツ
計算式などがわかったところで、より効率良くせどりで高い利益率を出すためのコツについても解説していきます。コツは主に以下3つあるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
- 中古品を安く仕入れる
- メルカリなどのアプリを活用する
- 仕入れ時のポイント還元率をなるべく高める
①中古品を安く仕入れる
最初に紹介するコツは、中古品を安く仕入れること。
せどりで稼ぐ基本は、「仕入れ値と販売価格の差額をいかに大きくするか」です。差額を大きくするには、主に安く仕入れるか高く売るかのどちらかが必要ですが、売りやすさや競合との価格競争を考えると中古品を安く仕入れる方が効率良く稼げるでしょう。
中古品を安く仕入れるためには、店舗でワゴンなどにまとめられている「セール品コーナー」を探したり、ネットショップやフリマアプリで「在庫処分」「アウトレット品」などのキーワードで検索したりして探すのがおすすめです。
②メルカリなどのアプリを活用する
次に、メルカリなどのアプリを活用するのも高い利益率を出すコツです。メルカリをはじめとした主なおすすめアプリは以下の通り。
- メルカリ
- ヤフオク!
- ラクマ
- ペイペイフリマ
- BASE
上記のようなアプリは、不用品処分の目的で出品している人も多く、市場価格よりも安く販売されている確率が高いです。そのため、商品を安く仕入れるにはうってつけの場所。メルカリなどを使用して安く仕入れられた場合にどのくらいの差があるのか、実際に具体例を見ていきましょう。
例えば商品を相場の30,000円で販売する際、25,000円で仕入れたら粗利率は四捨五入して約17%です。一方、メルカリなどのアプリを活用して20,000円で仕入れられたとしたら、粗利率は33%になります。
手数料や送料などで利益率は変動しますが、粗利率だけ見ても利益が大幅に上がったのがわかりますね。このように、メルカリなどのアプリを利用してお得に仕入れられれば、高い利益率を出せるようになります。
③仕入れ時のポイント還元率をなるべく高める
最後に紹介するコツは、ポイント還元率をなるべく高めること。ポイントといっても様々ありますが、おすすめなのは楽天ポイントを獲得するやり方です。
この方法は楽天カードを持っていたり楽天モバイルを契約して使っている人にはかなりおすすめの仕入れ方法となります。楽天ポイントは楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)というポイントの倍率が変わるプログラムがあるので、様々な条件をクリアして最大15倍の還元率を目指しましょう!
なぜポイント還元率をなるべく高めるのが良いかというと、ポイント分があとで還元されるので実質的に仕入れ価格を安く抑えられるから。楽天のサービスを多く利用しているなら楽天ポイントの還元率を高めるのがおすすめですが、他にもクレジットカードなどにもポイント還元があります。自分に合った方法でポイント還元率を高めていきましょう。
楽天ポイントを高めてお得に楽天で仕入れる方法についてはこちらで解説しているので、参考にしてみてくださいね↓
利益率の高いせどりジャンル一覧
最後に、せどりにおいて利益率の高いジャンルを一覧で紹介していきます。おすすめなのは、以下のようなジャンル。
- ゲーム関連
- 書籍(漫画本・雑誌)
- 家電
- おもちゃ
- ブランド品
- 化粧品
- 古着
上記のようなジャンルは需要も高く、比較的回転率が高いのが特徴です。販売してからすぐに売れたり、一定期間内にしっかり売れたりしてくれる商品が多いので赤字にもなりにくいでしょう。
特におもちゃはアニメ化などでトレンド商品にもなりやすいのでおすすめです。お子さんがいる家庭や熱狂的なファンからの需要が高く、せどり初心者でも利益を出しやすいでしょう。
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まとめ:せどりは利益率をよく考えて、失敗を避けつつ収益アップを目指そう!
というわけで今回は、せどりにおける利益率の目安や計算方法についてお伝えしてきました。
改めて簡潔に解説すると、せどりにおける平均的な利益率は20%前後、目指すべき利益率は30%前後となります。ベースとなる計算方法は「純利益÷売上×100%」なので、こちらの計算方法を応用しながら利益率を計算していきましょう。
本記事を参考に利益率をよく考えて、収益アップを目指していきましょう!