FBAへ納品するときの送料をなるべく抑えたい…。送料を安く抑えるにはどうすればいいの?
Amazonせどりを始めるにあたって、FBAの利用は必須とも言えるくらい重要なサービス。FBAは「フルフィルメント by Amazon」の略で、商品の発送から返品、お客様対応など、商品仕入れ後のあらゆる作業を代行してくれるサービスです。
ただし、FBA利用には手数料や送料がかかってしまうので、十分な利益を確保するためにはなるべく支出を抑える必要があります。どちらかというと安く抑えやすいのは送料ですから、なるべく節約できるよう、配送方法を見直しましょう。
そこで本記事では、安い送料でAmazonのFBAに納品する方法や送料を安くする裏ワザ・注意点について解説していきます!
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AmazonのFBAに使える配送方法7選
AmazonのFBAでは、主に以下7つの配送方法が使えます。それぞれ解説していくので、どの配送方法が安いのか、よりお得に活用できる配送方法はどれなのかを確認していきましょう。
- ヤマト宅急便
- FBAパートナーキャリアサービス
- ゆうパック
- イプシロンゆうパック
- 佐川飛脚便
- プライスター急便
- エコムー便
①ヤマト宅急便
まず紹介するのは、ヤマト運輸の宅急便です。運送会社の中でも業界最大手なのもあり、利用者が多く安心感がありますね。配送スピードも速いので、同じ県内なら最短即日でFBA納品できます。そんなヤマト宅急便の料金表は以下の通りです。
料金表( 東京 → 東京 )
配送地域にもよりますが、送料としては平均的な金額ですね。一度に大量に送る場合、これまでのFBA納品では荷物の総重量で送料が決まる「ヤマト便」が最もおすすめでした。しかし残念ながら、ヤマト便は2021年10月3日の荷受け分でサービス終了してしまっています。
その代わりにおすすめできるのが、ヤマト宅急便で使える「クロネコメンバー割」です。内容としては、クロネコメンバーズに会員登録してヤマト運輸専用の電子マネーを使うと、最大15%引きで商品を発送できるというもの。具体的な割引率やチャージ単位などは以下の通りです。
発送方法 | クロネコメンバー割 | クロネコメンバー割BIG |
---|---|---|
宅急便送料の割引率 | 10% | 15% |
チャージ単位 | 1,000円 | 1万円 |
1回あたりのチャージ金額 | 3,000〜29,000円 | 5〜10万円 |
チャージ金額の上限 | 10万円 | 10万円 |
クロネコメンバー割には、通常の「クロネコメンバー割」と大量発送向けの「クロネコメンバー割BIG」の2種類があります。BIGの方が割引率は高いですが、1回のチャージの度に最低でも5万円の入金が必要なのが少々大変…。資金が少ないならまずクロネコメンバー割ではじめて、余裕が出てきたらクロネコメンバー割BIGに移行するのがおすすめです。
ちなみに、ヤマト運輸の割引は「クロネコメンバー割」以外のヤマト運輸の各種割引とも併用できます。以下のような割引があるので、併用して少しでも送料を安くしましょう。
- 持込割:100円引き/個
- デジタル割:60円引き/個
- 宅急便センター受け取りサービス:60円引き/個
クロネコメンバーズの会員登録は無料なので、とりあえず登録だけしておくのも良いですね。
②FBAパートナーキャリアサービス
FBAでは「FBAパートナーキャリアサービス」と呼ばれるサービスが提供されています。
「FBAパートナーキャリアサービス」は、Amazonのセラーセントラルから手続きするだけで集荷から発送までがスムーズに完結する配送方法。配送業者は、提携しているヤマト運輸と日本郵便のどちらかを選べます。
ただし、日本郵便の配送料はゆうパックの通常料金と同額のため、あまりお得感はありません。よって、FBAパートナーキャリアサービスを利用する際はヤマト運輸一択です。
ヤマト運輸を利用した「FBAパートナーキャリア・ヤマトオプション」は、以下の通り通常のヤマト宅急便と比べて最大67%の割引率となっていてかなりお得。
より具体的な料金についてはFBAパートナーキャリアの料金表に詳しく掲載されていますが、FBAパートナーキャリアは送料が安いだけでなく、以下3つのようなメリットがあるのも嬉しいポイントです。
- FBAへの納品伝票を自分で記入しなくて良い
- FBAへ納品する度に配送料を支払う必要がない
- 持ち込みの必要がなく、自宅まで集荷にきてくれる
納品伝票はAmazonセラーセントラルから発行できるので手書きする必要がなく、自宅まで集荷にきてくれるのも助かりますよね。そして配送料はFBAの利用手数料と同様にAmazonの売上から引き落とされるので、都度支払う必要がないのはめちゃくちゃ大きなメリットです!
③ゆうパック
3つ目に紹介するゆうパックは、日本郵政株式会社による配送サービスです。大手運送会社の基本的な送料としては、佐川飛脚便よりも割高で、ヤマト宅急便よりも割安となっています。
料金表( 東京 → 東京 )
上記の通り、送料としては一般的な値段ではありますが、以下のように様々な割引制度があるのが魅力ですね。組み合わせによっては、かなり割引できる可能性があります。
「持込割引(120円引)」はヤマト宅急便の「持込割(100円引)」よりも20円お得です。「同一あて先割引(60円引)」と「複数口割引(60円引)」の併用はできませんが、このどちらかと持込割引は、併用できるんですよ。つまり、上記割引の組み合わせによって最大180円の割引が可能となるんですね。
さらにおすすめなのは、「ゆうパックスマホ割アプリ」を利用して以下3つの割引をすべて併用する方法です。
この方法を活用すれば、「アプリ利用割引(180円引)」+「郵便局受取割引(100円引)」で合計280円の割引が使えるうえ、「継続利用割引(10%)」の併用もできます。配送先や荷物のサイズなどにもよりますが、東京都から東京都へ送る際の料金で「ゆうパックスマホ割アプリ」の割引を最大限活用した場合、以下の料金となりました。
このようにゆうパックには様々な割引があるので、場合によってはかなりお得に配送できます。
④イプシロンゆうパック
イプシロンゆうパックは、日本郵便とクレジットカード決済代行のGMOイプシロン株式会社の提携によって誕生した、低価格な料金設定が注目を集めている会員限定の配送サービスです。
東京都から発送した場合の送料は以下の通りとなっており、特に60〜100サイズといった小サイズの送料に関しては大手配送業者の料金よりも安くなっています。
料金表( 東京 → 東京 )
ただし、イプシロンゆうパックは会員限定サービスのため、事前審査を受けて合格しなければ利用できません。審査基準は公表されていませんが、ECサイトではなく個人のネットショップを所有していることが契約条件のひとつと言われています。
イプシロンゆうパックを利用したい場合、あらかじめネットショップをオープンしておくと合格率が上がるかもしれません!
⑤佐川飛脚便
佐川飛脚便は、大手配送会社である佐川急便の配送サービス。料金としてはヤマト宅急便とほぼ同じくらいですが、クロネコメンバーズ割があるヤマト宅急便の方が多少お得感がありますね。
東京都をはじめ、関東から発送した場合のそれぞれの送料は以下の通りです。
料金表( 東京 → 東京 )
一点気をつけてほしいのは、佐川急便には「120サイズ料金がない」こと。なので仮に3辺合計101でも140サイズの料金が適応されてしまいます。
また、佐川には飛脚便ラージサイズ宅急便というサービスがあり、3辺合計260cmまでであれば配送してくれます。佐川急便のその他サービスや料金に関してはこちらからご確認ください。
⑥プライスター急便
プライスター急便とは、せどりツールとして有名なプライスターが立ち上げたFBA納品に特化した配送サービスのこと。佐川急便と提携しており、プライスターで集荷依頼をすると佐川急便が集荷しにきてくれて、集荷から約1〜3日でAmazonの倉庫への納品を代行してくれます。
プライスターを実際に使っていれば誰でも利用でき、簡単に集荷依頼が可能です!
ただし、扱えるのは160サイズ以下/30kg未満の荷物のみという制限があるので要注意。具体的な料金は以下の通りで、関東に近ければ近いほど配送料を安く抑えられます。
ちなみに上記は税込み表記となり、納品時のサイズや重さに関してはAmazonのルールに則って納品を行う必要があります。実際にプライスターを活用している人にとっては手軽に利用できる配送サービスなので、ぜひご利用ください。
⑦エコムー便
最後に紹介するエコムー便は、FBA納品に特化した配送サービス。近隣への送料を安く抑えられるのが魅力で、以下の通り3辺合計160cm未満・重量30kg未満の荷物を近隣の都道府県に送る場合は1,280円(税込)/個で配送できます。
配送業者としては大手配送会社の佐川急便と提携しており、集荷には佐川急便の方が来てくれます。大手が運送してくれるなら、安心感があって利用しやすいですね。
また、160サイズ以下・30㎏未満であればどんな荷物でもすべて一律料金となるのもエコムー便の大きな特徴。小さいサイズの荷物は割高になってしまいますが、160サイズなどの大きめサイズで利用するならお得に利用できます。
そして気になる料金表は以下の通り。発送料を安く抑えられる「近隣」の範囲は割と広く設定されていて、例えば東京都を含む関東から発送した場合、南東北・信越・東海・北陸といった幅広いエリアに最安値の1,280円(税込)で送れます。通常の佐川急便で発送すると2,068円(税込)かかるので、エコムー便の方が約35%安い送料で送れることがわかりますね。
ただ、発送元の都道府県から遠方へ配送する場合は要注意。発送先がエコムー便の指定する「指定遠隔地」であれば比較的安価で送れますが、それ以外の場合は発送自体ができないという制限があります。
例えば東京都のある関東から発送する場合、中国地方・四国・九州には発送できません。ちなみに、沖縄・離島宛の荷物に関しては発送元がどこであれ発送できないので注意しましょう。
このように遠方への発送は注意が必要ですが、エコムー便を使えば近隣の都道府県への発送がかなりお得になるのでおすすめです。
FBA納品の送料を安く抑えるにはどこがおすすめ?
様々な配送サービスを確認していきましたが、結局FBA納品の送料を安く抑えるにはどこがおすすめなのでしょうか?
結論から言うと、安い送料を求めるなら小サイズなら「ゆうパック」、総合的に安いのは「FBAパートナーキャリアサービス・ヤマトオプション」がおすすめです。理由もあわせたうえで解説していきます。
- 小サイズなら「ゆうパック」
- 総合的に安いのは「FBAパートナーキャリアサービス(ヤマト)」
①小サイズなら「ゆうパック」
小サイズかつ割引を最大限活用するのであれば、「ゆうパック」が最安値で利用できます。ゆうパックで東京都から東京都へ発送する場合、通常料金は810円となり平均的な価格です。ただし割引をフル活用した場合、最も安い送料で利用できるのです。
具体的には、「アプリ利用割引(180円引)」+「郵便局受取割引(100円引)」で合計280円の割引が使え、「継続利用割引(10%)」の併用もできます。60サイズなどの小さいサイズであれば郵便局へ持ち込む負担も少なく、一番おすすめです。
それでは実際に料金を計算してみましょう。東京都から東京都へ送る場合、「ゆうパックスマホ割アプリ」の割引を最大限活用した料金は477円/個(税込)となります。
割引を適用することで、333円の大幅な値下げができました。総合的に安い「FBAパートナーキャリアサービス・ヤマトオプション」の場合、140サイズまでの送料は関東から関東への発送で一律608円/個(税込)となっているので、ゆうパックのほうが131円も安く利用できます。
②総合的に安いのは「FBAパートナーキャリアサービス・ヤマトオプション」
総合的に安いのは、「FBAパートナーキャリアサービス・ヤマトオプション」です。ヤマトオプションを活用すれば、割引を使わない通常料金においてサイズや距離に関係なく最安値となります。
前述したとおり、140サイズまでの送料は関東から関東への発送で一律608円/個(税込)となっています。たしかに各種割引を活用すればもっと安い送料になりますが、割引は持込が必要だったり会員登録をしたりと手間や時間がかかるものが多いも現状…。そういった部分にリソースを割くよりも、もっと仕入れやリサーチに時間をかけた方が最終的な収益は高まるでしょう。
また、160サイズの大きな荷物を遠方へ送る際にも、「FBAパートナーキャリアサービス・ヤマトオプション」がおすすめです。
「FBAパートナーキャリアサービス・ヤマトオプション」の場合、関東から関西への送料は1,120円/個(税込)です。同じ条件で2番目に安いのはプライスター急便の1,480円/個(税込)なので、「FBAパートナーキャリアサービス・ヤマトオプション」なら300円近く安く抑えられることがわかりますね。
こういったことから、総合的に見て一番安いのは「FBAパートナーキャリアサービス・ヤマトオプション」だと言えます!
AmazonのFBAに納品する送料を安くする裏ワザ
AmazonのFBAに納品する際、送料の安い配送業者を選ぶ以外にも送料を安くする裏ワザがあります。主に以下3つの裏ワザがあるので、それぞれ詳しく解説していきますね。
- 梱包方法を工夫する
- 切手を安く仕入れる
- 運送会社と契約する
①梱包方法を工夫する
まず紹介する裏ワザは、梱包を工夫して実質的に送料を下げるというもの。具体的には、ひとつでも多くの商品をダンボールに詰めれば、間接的に商品ひとつあたりの送料を抑えられるという内容です。
実際にダンボールへ商品を詰める際、何も気にせず詰めると無駄なスペースが発生してしまいます。一方、詰める順番や梱包資材の種類などを少し工夫するだけで、無駄なスペースの削減につながるのです。その結果、ダンボールに詰められる商品数が増えることで、商品ひとつあたりの送料を抑えられるのです。
具体的にどう工夫するかというと、最もわかりやすいのは梱包資材を変えることですね。商品と商品のスキマに新聞紙や緩衝材を入れる形で梱包すると、どうしても無駄なスペースができてしまいます。そうではなく、多少手間ではありますがひとつひとつの商品を緩衝材で個別に包むのがおすすめです。
緩衝材で個別に商品を包むと傷や汚れの防止にもなるので、一石二鳥ですね。
②切手を安く仕入れる
2つ目に紹介するのは、「切手を安く仕入れる」という裏ワザです。ゆうパックなどの発送方法の場合、送料の支払いは切手を使う形となります。その際、切手を安く仕入れられれば本来かかるはずの切手代よりも安い切手代で送れるので、結果的に送料が安くなるという仕組みです。
切手を安く入手するには、以下のような仕入先から探すのが良いでしょう。
- ヤフオク
- メルカリ
- 金券ショップ
例えばヤフオクで探すと以下のような商品が見つかります。額面6,010円分の切手を5,550円で購入できるので、460円分お得ですね。
ちなみにヤフオクの場合、ヤフオクの利用手数料は出品者側のみが発生するため購入者側は手数料ゼロで購入できます。また、この商品は送料無料なので、落札金額に別途費用が上乗せされることなく入手できますね。
他にも、金券ショップでは最大15%オフで販売されることもあるので、ヤフオクに限らず様々な方法でリサーチするようにしましょう。
③運送会社と契約する
3つ目の裏ワザは、運送会社と契約することです。具体的には、定期的に商品を発送する代わりに送料を大幅にカットしてもらうといった契約を運送会社と結ぶことで送料を安くするという裏ワザになります。
どのくらい安くなるかは状況次第ではありますが、各種配送サービスの割引を適用するよりも圧倒的にコストカットできる可能性を秘めています。他にも以下のようなメリットがあるので、ぜひ検討してみましょう。
- 送料の大幅なコストカットが見込める
- 指定時間にドライバーが集荷してくれる
- 荷物の仕分けや伝票管理の手間が省ける
こういった契約は運送会社にとってもメリットで、「多少送料を安くしてでも継続的な依頼を確保できる」という理由から契約してくれるケースが多いです。裏を返せば、定期的に一定以上の発送量がないと契約を断られてしまう場合があるので注意。目安として、年100回以上同じ運送会社を利用しているならこちらから契約の交渉をするのがおすすめです。
おすすめの運送会社や具体的な契約手順については、以下の記事に詳しくまとめているので参考にしてみてください↓
④レンタル倉庫を活用する
最後に紹介するのが、レンタル倉庫を活用して送料を安く抑える裏ワザです。レンタル倉庫は家に収まりきらなくなった物を宅急便で自由に出し入れできるというサービスであり、仕入れた在庫品の保管場所兼発送元としても活用できます。
レンタル倉庫の利用は必ずしも安い送料になるわけではないので要注意ですが、他の配送サービスと比較してこちらの方が送料を抑えられるのであれば使いましょう。
こういったレンタル倉庫の中でも、使い勝手が良くて料金も比較的安価なのが「サマリーポケット」。気になる料金は以下の通りです。
- 月額保管料(税込):275円/箱
- ボックス単位の取り出し(全国一律・税込):1,100円〜1,320円/箱
- アイテム単位の取り出し(全国一律・税込):880円〜1,320円/梱包
取り出しの際に発生する配送料も取り出し料金に含まれるので、実質取り出し料金=送料という認識で問題ありません。レンタル倉庫を利用する場合は、この月額保管料と送料(取り出し料金)を足した金額が、別の配送業者利用時の送料よりも安いときに使えば送料を安く抑えられるというイメージです。
以前は初月保管料がかからなかったので、荷物を預けた初月にFBA倉庫へ発送できれば月額保管料はかからず、配送料のみで送れたのでお得感がありました。しかし現在は初月内に発送するなら月額保管料が日割り計算で算出され、早期取り出し料金として660円が発生してしまいます。
それでもサマリーポケットを使うのがおすすめな場面は、配送距離が長いときです。例えば160サイズの荷物を東京都から佐賀県へ発送する際の料金は以下の通りです。
料金比較表
- ヤマト宅急便:2,510円/個(税込)
- FBAパートナーキャリアサービス:1,531円/個(税込)
- ゆうパック:2,490円/個(税込)
- イプシロンゆうパック:2,277円/個(税込)
- 佐川飛脚便:2,508円/個(税込)
- プライスター急便:1,780円(税込)
- エコムー便:取り扱いなし
※発送元:東京都 → 発送先:佐賀県
※サイズ:160サイズ
※FBAパートナーキャリアサービスやプライスター急便は配送できるエリアが限られているため、九州のFBA倉庫である鳥栖FC(佐賀)までの送料を基準として比較しています
上記の通り、ヤマト宅急便・ゆうパック・佐川飛脚便といった大手運送業者だと2,000円超えが当たり前となっています。最安のFBAパートナーキャリアサービス・ヤマトオプションを利用しても、1,531円/個(税込)が精一杯の価格です。
一方、サマリーポケットならスタンダードプランのラージボックスを利用することで、1,485円/個(月額保管料605円/箱+送料1,320円/梱包)で発送できます。たった46円の差ではありますが毎月20箱ずつ送れば年間11,040円の差となるので、少しでも安い送料にしたいならレンタル倉庫の活用を検討するのも良いでしょう。
AmazonのFBAへ安く納品するために送料の値段交渉をする際の注意点
最後に、AmazonのFBAへ安く納品するために送料の値段交渉をする際の注意点について解説していきます。注意点は以下3点なので、それぞれ詳しく掘り下げていきますね。
- 運送会社に値下げを強要しない
- 利用する運送会社は1つにまとめる
- 出荷量の目安はなるべく正確に伝える
①運送会社に値下げを強要しない
まず注意すべきなのは、運送会社に値下げを強要しないことです。当たり前ですが、値下げを無理やり強要すると不快に思われてしまい、自分と配送業者間での信頼関係が崩れてしまいます。
運送会社はFBAへの納品をスムーズに行ううえでのパートナーのような存在です。これからせどりを行っていくなら運送会社の存在は必要不可欠となるので、良好な関係を維持するためにも値下げを強要しないようにしましょう。
値段交渉をする際は、ある程度長い付き合いを続けて契約OKの返事をもらえそうな関係を築くのが先決です。値段交渉の際も、上から目線で交渉せずに対等な立場で提案するようにしましょう。
②利用する運送会社は1つにまとめる
次に、利用する運送会社は1つにまとめるのも値段交渉の際には有効です。
もちろん最初は様々な運送会社を利用して、送料や使い勝手を確認するのは大事。ただし、値段交渉をする程の関係性を築くなら、あらかじめ1つの業者に絞っておくべきです。というのも、複数の運送会社を利用していると1社あたりの利用回数が減るので信頼関係を築きにくいからですね。
自分にとって最適な運送会社と契約して送料を抑えるため、1つの業者に絞る前に複数会社を利用してどこが良いのか吟味しましょう。
③出荷量の目安はなるべく正確に伝える
最後の注意点は、出荷量の目安を明確に伝えることです。
値段交渉をする際、「毎月どのくらい商品を発送できるか」などの目安を運送会社に伝えて見積もりを行うことがあります。もし定期的な出荷が見込めるなら運送会社側としてもメリットがあるので、値段を下げてもらえる可能性があるのです。
ただし、もし事前に伝えていた出荷量の目安と実際の出荷量に大きな差があれば、運送会社側は「話が違う」となりますよね。こういった大きなズレも信頼関係が壊れてしまう原因になり得るので、出荷量の目安はなるべく正確に伝えましょう。
まとめ:FBA納品の送料を安く抑えて、利益を増やそう!
というわけで今回は、安い送料でFBAに納品する方法や注意点などについて解説しました。
収益を高めていくためには、単純に売上を上げることはもちろんですが、無駄な支出を削って上手にコストカットするのも大切。その方法の一つとして、送料を安く抑えるのは少ない手間で大きな効果を得られるおすすめの方法です。
送料を安く抑えられれば、せどりでの利益は雪だるま式に増えていくでしょう。
1回の料金は小さな差ですが長期的に見るとかなり大きな差になるので、なるべく早めに送料を安くしておくのがおすすめです!