新品せどりとは?一体どこからどこまでが新品なのかな…
新品せどりとは、文字通り新品の商品を仕入れてAmazonなどで販売する手法のこと。
ECサイトや実店舗で販売されている商品はほとんどが新品なので、仕入れやすさに長けています。当然商品状態も良く、古物商許可のような販売資格が必要ないことから、扱いやすさもピカイチ。
ただし、せどりにおける新品の定義は一般的な感覚と若干ズレがあります。「これも新品では?」と思える商品が、新品扱いにならないケースも少なくありません。
そこで今回は、新品せどりの定義やメリット・デメリット、仕入れ先から注意点まで深掘り解説していきます!
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新品せどりとは?
新品せどりとは、新品商品の仕入れを行いAmazonなどのECサイトで販売する手法のこと。
手法と言っても、仕入れ対象商品が新品というだけで、具体的なやり方は他のせどりと全く変わりません。
ここで重要なのが、新品商品の定義です。おそらく、多くの方は単に未使用の商品が新品というイメージを持っているでしょう。
ですが実際は、未使用かつ未開封の商品のみ新品として扱えます。
例えば、家電量販店にあるオーディオ機器などの展示品の場合。これらは既に開封されたものであり、仮に新品であっても中古品としなければ販売できません。
未使用かつ未開封の商品のみ新品として扱えると覚えておきましょう!
新品せどりのメリット
新品せどりには、様々なメリットがあります。
新品せどりのメリット
- 販売リスクが低い
- 継続的に販売できる
- 商品発送までの作業が手軽
- 基本的に古物許可証が不要
特に、販売リスクが低い点は大きなメリットです。元々の商品状態が良好ですし、未開封なのでほとんど不備もありません。中古品のように古物許可証も基本は要らないので、後々トラブルに発展する事例も少ないでしょう。
継続的に仕入れて販売できるので、手堅く売上を得られます!
新品せどりのデメリット
一方、新品せどりにはいくつかデメリットもあります。
新品せどりのデメリット
- 利益率が低い
- 仕入れ資金が割高
- 値崩れのリスクが高い
中古品とは違い、店舗では基本的に定価で販売されるため、仕入れにかかる資金は割高。販売価格も極端に上げられないケースが多く、大きな利益率も望めません。
さらに、これは新品に限りませんが、商品によっては値崩れを起こすものもあります。もしそうなれば、仕入れ額よりも安値で販売しなければならず、赤字になることも…。
だからこそ、仕入れる前に入念なリサーチは欠かせません!
新品せどりの主な仕入れ先
では、新品せどりの主な仕入れ先についてみていきましょう!
新品せどりの主な仕入れ先
- ドン・キホーテ
- 家電量販店
- ドラッグストア
- ホームセンター
- ショッピングモール
- コストコ
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピングなど
正直な話、仕入れ先の候補を挙げたらキリがありません。まずは、自分が仕入れたい商品ジャンルを決定したうえで、最適な仕入れ先をいくつか選択しましょう。
また上記の他に「メルカリやヤフオクなら大きな利益が狙えるのでは?」と思うかもしれませんが、結論それらを仕入れ先として利用するのはおすすめしません。というのも、商品の信頼性が乏しいからです。
新品として販売されていた商品が実は偽物だったり、使用済みだったりする可能性もあります。
実店舗とECサイトともに、仕入れ先には信頼性の高い店舗を選びましょう。
新品せどりの主な販売先
次に、新品せどりにおける主な販売先についてみていきましょう。
新品せどりの主な販売先
- Amazon
- フリマアプリ(メルカリなど)
- オークションサイト(ヤフオクなど)
基本的には、新品せどりの販売先としてAmazonを利用します。Amazonは大手ECサイトなので安心でき、ユーザー数も多く売れやすさはトップクラス。
ただし、Amazonでは新品の定義が厳格化されており、必ずしも出品できるとは限りません。(定義の内容は後述します。)
そこで、サブの販売先としてフリマアプリやオークションサイトを活用します。特にメルカリでは、出品のしやすさにも優れているため、初心者でも比較的販売しやすいでしょう。
ただし、個人間でやり取りをするフリマアプリだと値引き交渉が当たり前なので高い利益率は望めません。よって、まずはAmazonで販売できるように準備を進めていきましょう!
新品せどりのコツ3つ
それでは、新品せどりのコツを3つ紹介していきます!
- セール品を中心に仕入れる
- リピート販売する
- お店と良い関係を築く
①セール品を中心に仕入れる
まず、新品せどりはセール品を中心に仕入れましょう!
そもそも、新品商品のほとんどは定価で販売されるため、いざ仕入れて販売しようにも中々利益につながりません。ですが、定価よりも安く販売されるセール品なら、価格差をつくりやすく利益率アップも狙えます。
主なセールイベント
- 在庫一掃セール
- 数量限定セール
- タイムセール
セール以外に、値引きされた商品も同様の理由で狙い目です。ただし、訳ありで値下げされている場合は、新品として扱えないケースもあるため商品状態には注意しましょう。
なお、数量限定品なら定価で販売されていても、後にプレミア商品となって大きく価格高騰する可能性があります!この辺は慣れてきたら挑戦してみてください!
②リピート販売する
新品せどりで大きな売上を目指すなら、リピート販売をしましょう!
新品せどりでは一度に大きな利益は望ません。大きな利益を上げるなら、販売回数を増やす必要があります。
そんなに何度も仕入れて販売できるの…?
と思われるかもしれませんが、新品商品は店舗に在庫がある限り、何度でも仕入れて販売できます。売れると分かれば繰り返し販売できるところが新品せどりの強みなのです!
売れる商品はエクセルやスプレッドシートを活用してリスト化し、繰り返し販売しましょう!
③お店と良い関係を築く
実店舗での仕入れを検討しているなら、できるだけお店と良い関係を築いてください。
お店のスタッフと良い関係が構築できれば、探している商品について柔軟に対応してもらえたり、お店のお得情報を教えてもらえたりとサポートしてくれる可能性が高まります。
また、商品によっては価格の値下げ交渉に応じてくれる可能性もゼロではありません。
特に長期的な取引をする店舗であれば、良好な関係を築けるように意識しましょう!
新品せどりの注意点4つ
新品せどりを取り組むにあたり、大きく4つの注意点があります。
- 値札の剥がし忘れはNG
- 新品でも古物許可証が必要なケースがある
- 再販価格維持制度を守る
- Amazonでは新品の定義が厳格化されている
①値札の剥がし忘れはNG
まず、値札は絶対に剥がし忘れてはいけません。
というのも、値札がついていると元の値段が購入者に分かってしまうからです。せどりでは、利益を上げるために仕入れ価格よりも高い値段で販売しますが、購入者からしたら良くは思われないでしょう。
そして、購入者に値札が見つかれば「自分は元値よりも高い価格で購入した」と損をした気分にさせかねません。最悪の場合、クレームにつながる可能性もあります。
購入者からの評価は、出品者の印象に大きく直結します!
②新品でも古物許可証が必要なケースがある
前述しましたが、新品商品だったとしても古物許可証が必要なケースもあります。
古物許可証が必要なケース
- 展示品などの開封済み商品
- 一度個人の手に渡った商品
- 使用のために取引された商品
新品は、未使用未開封の商品を指します。であれば「元々使用する意思があったけど結局使わずに開けていない商品」も適用されると解釈できます。ですが結論、使用する意思があった時点で新品扱いはできません。
なぜなら、古物営業法に古物の定義がされているからです。
この法律において「古物」とは、一度使用された物品(鑑賞的美術品及び商品券、乗車券、郵便切手その他政令で定めるこれらに類する証票その他の物を含み、大型機械類(船舶、航空機、工作機械その他これらに類する物をいう。)で政令で定めるものを除く。以下同じ。)若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の手入れをしたものをいう。
古物営業法第2条第1項
オークションサイトやフリマアプリで仕入れNGなのは、使用のために取引されたと判断されてしまうというのも理由の一つです!
③再販価格維持制度を守る
特定の新品商品を扱うにあたり、再販価格維持制度は必ず守りましょう。
再販価格維持制度とは、新品商品のメーカーや販売元が予め決定した定価以外で販売できない制度のこと。仮に定価1,000円の商品なら、1,000円以外で販売してはいけません。
再販価格維持制度の主な適用商品
- 本
- 雑誌
- 新聞
- CD
上記の新品商品を扱う場合は、再販価格維持制度を守って販売価格を設定しましょう。
④Amazonでは新品の定義が厳格化されている
Amazonでは、新品の定義が厳格化されています。
「自分の出品した商品が、新品として認められなかった…」なんてことも昔と比べると多くなりました。なので、Amazonで販売するハードルは少しずつ高まっていると言えます。
Amazonで新品として販売できない商品の定義は以下の通り。
- 個人(個人事業主を除く)から仕入れた商品
- メーカー保証がある商品でメーカー保証期間が開始した商品
- プロモーション品・プライズ品・おまけ(中古品として出品は可)
- Amazon.co.jp限定商品としてAmazonが販売する商品
特に家電製品のようなメーカー保証がついた商品は、Amazonだと新品で販売できません。
厳しくはなりましたが、上記に該当しても中古品としてなら販売できます!
まとめ:新品せどりは正しく理解したうえで取り組もう!
というわけで今回は、新品せどりの定義から取り組む際の注意点まで網羅的に解説しました。
新品せどりは、中古品と比べても扱いやすく販売しやすい特徴があります。基本的に古物商許可も必要ないため、準備の手間もかからず、すぐにでも始められるのはグッドポイントでしょう。
ただし、新品として扱える商品は厳格な定義がされています。もし、新品扱いできない商品を新品とした場合、ECサイトの規約違反としてペナルティを受ける可能性もゼロではありません。
新品の定義をきちんと理解したうえで始めましょう!