AmazonのFBAを利用したいけど、在庫の保管料ってかかる?
採算が合わなかったら自己配送も視野に入れなきゃ…。
Amazonで商品を販売するにあたり、ぜひとも活用してほしいのがFBAです。AmazonのFBAは、商品の発送から管理、お客様対応を一貫して代行してくれる優秀なサービスのこと。
出品プランとは別途、販売手数料や配送料などが発生しますが、それによってあなたの作業負担は一気に軽くなります。自分のキャパを広げてもっと仕入れ量を増やしたいと思ったら、FBAの活用は外せません。
そんなAmazonFBAで発生する手数料のひとつに、倉庫に在庫を預けてもらう際の保管料があります。そう実は、販売手数料や配送料以外にも発生する料金があるのです。
そこで今回は、AmazonFBAにおける在庫保管料について種類から計算方法まで徹底解説していきます!
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AmazonのFBAにおける在庫保管手数料とは?
そもそも、AmazonのFBAにおける在庫保管手数料とは、Amazonフルフィルメントセンターに預け入れている在庫の平均スペース使用量に従って算出される料金のこと。要するに、自動車でいうところの駐車料金みたいなものですね。
在庫保管手数料が算出されるにあたって一番反映される点が商品サイズです。なので当然、商品サイズが大きければ大きいほど、かかる料金は大きくなります。
ちなみに、ここでいう商品サイズとは購入した商品ではなく、発送時の梱包も含んだ寸法で計測しなければいけません。よって、商品サイズよりもひと回り大きいイメージを持っておきましょう。
あとは商品を預け入れる期間が長いほど、料金も比例して上がる点もおさえておいてください!
AmazonFBAにおける在庫保管手数料は大きく3種類ある!
AmazonFBAにおける在庫保管手数料は、大きく以下の3種類あります。
- 在庫保管手数料
- 長期在庫保管手数料
- 在庫保管超過手数料
①在庫保管手数料
まずは、ベーシックな在庫保管手数料です。
在庫保管手数料は、倉庫に商品を預け入れた際に発生する料金のことで、規定された商品サイズによって該当する計算式が適用されます。
在庫保管手数料の主な計算方法は以下の通り。
商品ジャンル | シーズン | 保管料(小型/標準) | 保管料(大型/特大型) |
---|---|---|---|
服&ファッション小物、シューズ&バッグカテゴリー | 1〜9月 | 3.10円x商品サイズ(cm3)/(10cm x 10cm x 10cm)x保管日数/当月の日数 | 小型/標準サイズと同じ |
10〜12月 | 5.50円x商品サイズ(cm3)/(10cm x 10cm x 10cm)x保管日数/当月の日数 | 小型/標準サイズと同じ | |
服&ファッション小物、シューズ&バッグカテゴリー以外 | 1〜9月 | 5.160円x商品サイズ(cm3)/(10cm x 10cm x 10cm)x保管日数/当月の日数 | 4.370円x商品サイズ(cm3)/(10cm x 10cm x 10cm)x保管日数/当月の日数 |
10〜12月 | 9.170円x商品サイズ(cm3)/(10cm x 10cm x 10cm)x保管日数/当月の日数 | 7.760円x商品サイズ(cm3)/(10cm x 10cm x 10cm)x保管日数/当月の日数 |
AmazonFBAを利用するなら、確実に発生する料金になるのでしっかりとおさえておきましょう。
②長期在庫保管手数料
続いて、長期在庫保管手数料です。
長期在庫保管手数料とは、毎月15日に在庫の一掃チェックをした際に保管期間が365日以上を経過した商品に対して発生する手数料のこと。売れ残っている商品に対して発生する料金という認識でもいいでしょう。
長期在庫保管手数料の算出方法は以下の通り。
商品ジャンル | 長期在庫保管手数料 |
---|---|
一般商品 | 17.773円(10cm×10cm×10cmあたり) |
メディア商品 | 10円(商品1点あたり) |
ちなみに、保管期間が365日以上経過しても、チェック日である毎月15日より前に販売されればこの手数料は発生しません。基本的に、出品して売れる商品を取り扱っていればそこまで気にする必要はないでしょう。
長期在庫保管手数料は、返送推奨レポートまたは在庫健全性管理で確認可能です!
③在庫保管超過手数料
そして、在庫保管超過手数料というものもあります。
在庫保管超過手数料とは、在庫保管制限が適用された出品者がその制限を超えた際に発生する料金のこと。これは保管制限を超えた日数に基づいて、1立方メートルあたり31,727円がかかります。
なお、在庫保管制限はかかるのは、倉庫の保管スペースを効率よく管理するためとされています。そんな在庫保管制限は以下の通り。
- 小口アカウント:0.28立方メートル
- 大口アカウント:0.71立方メートル
もし在庫保管制限がついてしまったら、制限を超えないように注意しましょう。
AmazonFBAの在庫保管料を計算するならFBA料金シミュレーターが簡単!
AmazonFBAの在庫保管料は、先ほど紹介した計算式に基づいて算出できますが、FBA料金シミュレーターを使えば2つの方法で算出可能です。
- Amazon登録商品から算出する
- 想定の商品サイズや重さから算出する
①Amazon登録商品から算出する
まずは、Amazonに登録されている商品名やASINから算出する方法です。
今回は、任天堂Switchを用いて実際にみていきましょう。まず、任天堂SwitchのASINを入力します。ASINはAmazonの商品ページから取得してください。入力できたら検索をクリックしましょう。
そうすると商品の販売価格や納品にかかる料金、平均保管数をそれぞれ入力します。入力できたら、下部にある計算ボタンをクリックしてください。
すると、実際にかかる料金の計算結果が表示されます。ここで月間在庫保管手数料を確認しましょう。
商品情報から確認する方法は最も簡単ですね!
②想定の梱包サイズや重さから算出する
次に、想定の梱包サイズや重さから算出する方法もあります。
方法はこちらの入力欄に想定する箱の寸法と商品重量、カテゴリーを入力するだけ。あとは推定ボタンをクリックすれば算出できます。今回は例として、50×50×60の寸法と5キログラムの重さで算出しました。
すると下記のように、月間保管手数料の結果が反映されているのがわかります。
こちらは想定する梱包サイズから算出できるので、とても楽に作業ができます!
AmazonFBAで在庫保管料の負担を軽減する2つのポイント
「AmazonFBAを活用したいけど、在庫保管料がネックになってる…」という方向けに、負担を軽減するポイントを2つお伝えしていきます!
- 10〜12月に保管する商品の手数料が割高になる
- 小まめに在庫保管制限のステータスを確認する
①10〜12月に保管する商品の手数料が割高になる
まずは、10〜12月に預け入れる在庫の保管手数料が割高になること。これは商品ジャンル問わず、全ての商品に共通して言えることです。
例えば、服&ファッション小物、シューズ&バッグカテゴリーの商品で比べてみましょう。
- 1〜9月:3.10円x商品サイズ(cm3)/(10cm x 10cm x 10cm)x保管日数/当月の日数
- 10〜12月:5.50円x商品サイズ(cm3)/(10cm x 10cm x 10cm)x保管日数/当月の日数
比較すると、3.10円と5.50円で約2円の差が生まれていますのが分かります。このように、商品を管理してもらう時期によっても料金は変わってきます。
決して大きな差ではないですが、在庫保管手数料が気になる方は、1〜9月に攻めるのが良いかもしれません。
②小まめに在庫保管制限のステータスを確認する
先ほど、長期在庫保管手数料や在庫保管超過手数料もかかるとお伝えしました。しかしそうは言っても、大量の商品を発送していたらいつどれくらいの量を管理してもらっているかわからなくなるかもしれません。
そこで、在庫保管制限に関するステータスを小まめに確認しましょう。それぞれの主な確認方法は以下の通り。
- 長期在庫保管手数料の確認方法:返送推奨レポートor在庫健全性管理
- 在庫保管超過手数料の確認方法:在庫のパフォーマンスダッシュボードにある保管容量or納品プランの管理
きちんと確認してこれらの手数料が発生しないように気をつけましょう!
まとめ:AmazonFBAへの納品は在庫保管手数料の発生も知っておこう!
というわけで今回は、AmazonFBAにおける在庫保管手数料について詳しく解説しました。
在庫保管手数料は、AmazonFBAを利用するなら避けては通れない必要経費です。
もちろん、在庫保管手数料が発生するからと言って自己配送を選択するのもひとつの選択肢かもしれません。ただ、これを支払っただけであなたの貴重な時間が確保できるなら十分安いでしょう。
売上を伸ばすための料金だと思ってAmazonFBAを活用して、せどりで成果を上げましょう!