ふるさと納税やってますか?
ふうげつからすると、「ふるさと納税をやってないなんてありえない」くらいに思っているのですが、実際ふるさと納税をやったことある人の割合はたったの20%くらいらしいです。
「ふるさと納税ってよくわからないからしない」という人が多いようですが、わからないからってやらないのは本当にもったいないです。
12/31までにやれば間に合いますので、今すぐに行動を起こしてください。
楽天ふるさと納税であれば、ふだん楽天市場で買い物するのとほとんど変わらない感じで簡単にふるさと納税ができる上にポイントもザクザクたまるのでおすすめです。
この記事では、ふるさと納税の概要やメリット・デメリット、ふるさと納税のやり方などを解説していきます。
ふるさと納税の仕組み
ふるさと納税とは、もともと払うはずだった住民税の支払先を、ある特定の地域に変えることでその地域を応援する仕組みで、地域によってはふるさと納税のお礼として返礼品をもらえます。
というのは建前で(笑)、実際的には、
- ある地域に寄附をして、
- 返礼品をもらって、
- 寄附した分を申告することで税控除される
という仕組みになっています。
実質的に手出し2,000円で豪華な返礼品をもらえる
ふるさと納税のポイントは、「税制上、2,000円以上の寄附金は税控除の対象となる」という点です。つまり2,000円以上の寄附をしたとしても、税控除という形で寄附金がすべて返ってきます。
ですが、返礼品はもらえます。
返礼品は豪華なものが多いので、実質的に2,000円支払うだけで豪華な返礼品をもらえることになります。
めんどくさそうと思ってやらない人も多いですが、別にそこまで難しいことはありません。
ふだん確定申告をしている人なら、寄附証明書を添付して申告するだけですし、サラリーマンの場合は5自治体以下の寄附であれば手続きが簡単になる制度もあります。
ふるさと納税は簡単にできる節税対策
ざっくりまとめていうなら、ふるさと納税は「簡単にできる節税」ということです。
ふるさと納税をするなら楽天が一番お得
ふるさと納税をするには、「ふるさと納税サイト」を利用します。
ふるさと納税サイトはいくつかありますが、一番おすすめなのは「楽天ふるさと納税」です。
楽天ふるさと納税は以下のようなメリットがあります。
- 対応している自治体数は1,000以上あって品揃えが豊富
- ふるさと納税でも楽天ポイントがたまる(SPU条件達成でさらにポイントアップ)
- お買い物マラソン時にふるさと納税すればさらにポイント還元される
楽天ふるさと納税に参加している自治体数は1,000以上です。一番参加数が多いサイトは、「ふるさとチョイス」というサイトでおよそ1,500程度なのですが、それに次ぐ規模となっています。
そして数あるふるさと納税サイトの中でも、楽天のポイント還元率は圧倒的なので、正直いって選ぶなら楽天ふるさと納税一択です。
楽天ポイントがたまる
「楽天ふるさと納税」でふるさと納税をすれば、寄附金額に応じて楽天ポイントもたまります。
実質2,000円の手出しがかかると書きましたが、楽天ポイントの付与分を考慮すると、むしろプラスになることがほとんどです。
楽天SPUの条件を達成すれば、最大で16%ポイントが還元されるようになるので併用すればかなりお得です。
お買い物マラソンの買い回り先にカウントされる
さらに楽天は1ヶ月に一回くらいの頻度で「お買い物マラソン」が開催されます。
お買い物マラソンのルールでは、お買い物マラソンの期間中、1ショップで買い物をするたびにポイントの倍率が加算されるというものです。
そしてこのお買い物マラソンのショップは、ふるさと納税対象の自治体もカウントされます。
「お買い物マラソンでポイント倍率を上げたいけど、そんなに買うものがない」という場合、ふるさと納税でポイントを稼ぐこともできます。
この仕組みをうまく使えば、
- ふるさと納税で10ショップ回って最高倍率の10倍まで稼いだあとに高額商品を購入する
- 他のショップを回ってポイントを10倍まで引き上げたあと、高額のふるさと納税をする
といった感じでポイントがかなり稼げて効率的です。
ただし、ふるさと納税の場合は1自治体=1ショップとカウントされるので、ポイント倍率を上げたい場合は複数の自治体でふるさと納税するようにしましょう。
以下の記事にSPUの条件やお買い物マラソンについてまとめていますので、参考にしてみてください。
ふるさと納税をする上での注意点
ふるさと納税には基本的にデメリットはありませんが、いくつか注意しておくべき点がありますので書いておきます。
税控除される金額に上限がある
ふるさと納税では、税控除される金額に上限があるという点に注意が必要です。
というのも、税額というのは年収に一定の比率をかけて算出されるからです。
つまり年収によって支払う税金は決まるので、ふるさと納税で控除される税金はその年収に対する税額が上限ということになります。
もっと正確にいうと、年収・家族構成・扶養家族の人数などの要素が絡むので計算方法は少し複雑です。
ですが、ふるさと納税サイトには「寄附上限額シミュレーター」が用意されていますので、まずは上限金額を確認するようにしましょう。
税金控除の申請が必要
サラリーマンの場合、会社がかわりに確定申告をしてくれるのでふだん確定申告をする必要はないと思います。
しかしふるさと納税をすると、確定申告をする必要が出てきます。
この申請がめんどくさいと感じて、ふるさと納税をやらない人が多いですが、実はそんなに難しい手続きでもありません。
ふだん確定申告を行っている個人事業主であれば寄附金の証を添付して税金を差し引くだけですし、サラリーマンの場合は寄附対象が5自治体までであれば、「ワンストップ特例制度」という簡易申請のみで完了します。
ワンストップ特例制度はサラリーマン限定の制度ではありますが、申請がとても簡単なので確定申告は嫌だという人にも全然おすすめです。
ふるさと納税のやりかた
ではふるさと納税のやり方を簡単に解説していきます(楽天を使うなら、そこまで解説するほどのこともないくらい簡単になっています)。
自分の寄附上限額を知る
まずはふるさと納税の寄附上限金額をシミュレーションしましょう。
ここで計算された結果以上の寄附をすると損することになるので、少し余裕を持って寄附をするようにしましょう。
例えば年収400万円(手取りではなく額面です)、既婚で共働き、15歳以下の子供が二人いる場合は、寄附上限金額が43,905円となっています。
参考まで、配偶者控除あり(パートナーが控除対象の場合)とすると、上限金額は36,141円となります。パートナーが控除対象になっている場合は、もともとの税金に対して税控除が入るので、その分寄附できる金額も安くなります。
こういった感じで個人個人で寄附できる金額は変わってきますので、まずはシミュレーションしてみてください。
さらに給与所得をはじめ譲渡所得、不動産所得、医療費控除、住宅ローン控除など含めた詳細金額を計算できるツールも準備されています。
ギリギリまで節税をしたいという人は、源泉徴収票を準備して詳細計算してください。
寄附上限額に合った返礼品を選ぶ
寄附上限を計算したら、上限金額にあった返礼品を選択して寄附しましょう。複数の自治体の合計金額で計算すればOKです。
以下バナーから楽天ふるさと納税サイトにアクセスできます。
楽天ふるさと納税は、ふだん楽天市場で買い物をしている人なら何の違和感もなく利用することができるようになっています。
楽天ふるさと納税のトップページから、人気ランキング、ジャンル、金額、地域などから返礼品を探すことができます。
例えば「ジャンルから探す」を選択します。返礼品にはいろんなジャンルがありますので好きなジャンルを選んでください。
今回は「精肉・肉加工品」ジャンルを選択してみました。
宮崎県都城市の都城産豚「高城の里」わくわく3.6kgセットを選択してみます。各自治体=楽天ショップといったページの作りになっています。
楽天市場で買い物するのと同じ感覚で買い物ができます。
一点違うのは、若干の必要事項があります。
寄附金の使い道や、ワンストップ特例制度の申請書が必要かどうかを選択して、「寄附を申し込む」をクリックします。
注意事項が表示されますので、「内容に同意し買い物かごへすすむ」をクリックします。
あとは「ご購入手続き」と進めます。この辺は通常の楽天市場と同様です。
返礼品によっては、人気がありすぎて出荷時期がだいぶ先になってしまうこともありますので注意してください。
必要な書類を提出して控除の申請をする
ふるさと納税で自治体に寄附したあとは、税金控除のための申請を行います。
さっきも書きましたが控除申請の方法は「ワンストップ特例制度」と「確定申告」の2つの方法があります。
ワンストップ特例制度は、サラリーマン限定で、ふるさと納税で寄附した自治体が5つ以下の場合、確定申告はせずに専用書類に記入して郵送すればOKとなります。
ワンストップ特例制度を利用する場合は、寄附する時に「ワンストップ特例制度の申請書を要望する」を選択するのを忘れないようにしてください。
確定申告をする場合はに、確定申告のときに寄附金があることを申告します。
確定申告には「寄附金受領書」が証拠書類として必要となります。これは寄附した自治体から送られてきますので安心してください。
詳しくは以下の申請フローから確認してください。
ふるさと納税は利用しないと損です
今回はふるさと納税について解説をしました。そんなに難しくないというのがわかってもらえたのではないでしょうか。
何度でも書きますが、ふるさと納税はとてもお得な制度で、むしろ利用しないと損をします。
現在は11月ですが、12月31日まで寄附は間に合いますので、忘れずに寄附するようにしましょう。
また、楽天SPUや楽天お買い物マラソンなどと併用すると手出し2,000円どころかポイントでかなり得しますので絶対にやってほしいです。
そして毎年の恒例行事として、継続利用していきましょう。