せどりの黒字倒産とは?仕組みと回避する方法を徹底解説します。

せどりは、初心者のうちは仕入れができなくて悩むのですが、しばらくせどりをやって初心者を脱出したくらいの頃には、仕入れ対象の商品がどんどん見つかるようになります。

そうすると、今度は仕入れすぎてしまって「黒字倒産」という状況に陥る可能性があります。

黒字倒産とは、売上が上がっていて利益が出ているのに支払いが出来なくて倒産してしまうことです。

黒字倒産はせどり初心者を脱却した中級者にありがちで、リスクがとても大きいので絶対にしないようにしてください。

この記事では黒字倒産の仕組みと黒字倒産を回避する方法を解説していきます。

目次

せどりで黒字倒産がなぜ起きるか

せどりで黒字倒産が起こる原因は、クレジットカードを使って手元にキャッシュが残らない状態でせどりをすることです。

クレジットカードを使って商品を仕入れて、クレジットカードの支払日までにAmazonから入金がされるなら、手元にキャッシュがなくてもせどりができてしまいます。

なので「資金ゼロからせどりを始める方法」としていろんな人が教えている一般的な手法です。

これ自体は悪いことではありませんがリスクをしっかりと認識しておきましょうという話です。

クレジットカードの支払い日とAmazon入金サイクル

月末日締め、翌月15日のクレジットカードで仕入れをする場合を考えます。

例えばクレジットカードで10月1日に仕入れをした場合、10月31日締め、支払いは11月15日となりますので、支払い期日まで45日間の余裕ができることになります。

次にAmazonの入金サイクルを確認します。

Amazonの入金サイクルは、登録日を起点として14日ごとになっています。

14日にプラスして、入金タイムラグ3~6日がかかりますので、遅くとも20日で入金がされます。

例えばAmazonに登録したのが10月1日だったとすると、入金サイクルは10月14日、10月28日、11月11日となりますが、入金タイムラグがありますので10月29日以降に売れた商品の振り込みは、クレジットカードの支払日の11月15には間に合わないかもしれません。

黒字倒産が起こる仕組み

黒字倒産が起こる仕組みを例を出して説明します。

例えば10月1日にクレジットカードを使って5万円の商品を20個(=合計100万円)仕入れたとします。この商品の見込み利益は1個あたり2万円(=合計40万円)です。

クレジットカードの支払い期限は11月15日なので、それまでに100万円の入金がないといけません。そして100万円の売り上げを達成するには15個売る必要があります。

Amazonの入金サイクルは10月14日、10月28日、11月11日ですが、入金タイムラグがあるので10月28日までに売れた分しか入金がされないとします。

もしも10月28日までに10個しか商品が売れなかった場合、11月15日までに入金されるのは70万円になりますので、11月15日の100万円のクレジットカード支払いをすることができません。

商品の回転率をみると、1ヶ月で10個売れているので、あと1ヶ月すれば残りの10個も売れる見込みを立てることができるでしょう。

つまりあと1ヶ月待てば黒字になるのですが、クレジットカードの支払いには間に合わないので破産です。

これが黒字倒産ということになります。

15日払いと末日払いの2種類のクレジットカードを所持している場合はもっと複雑に

2種類のクレジットカードで仕入れる場合はさらにややこしくなります。

仮に

  • クレジットカードA:月末日締、翌15日払い
  • クレジットカードB:15日締、翌月末日払い

とします。

そうすると、以下のようにカードAとカードBを使って効率よく仕入れをすることができます。

Aカードで15日までに仕入れて、30日以内に売り切る→Bカードで30日までに仕入れて30日以内に売り切る→Aカードで15日までに仕入れて・・・

という感じでずっと支払いを15日先延ばしていくことで、資金以上の仕入れができます。

ふうげつ自身も15日払いと末日払いの2種類のクレジットカードを作って仕入れをしましょうと以前から解説していますが、クレジットカードを2種類使うので、黒字倒産のリスクも大きくなってしまうことには注意しないといけません。

【重要】クレジットカードの支払いが遅れると信用情報に傷がつく

クレジットカードの支払いを滞納すると、以下のようなリスクがあります。

  • 遅延金を払う必要がある
  • クレジットカードが解約になる
  • クレジットカードの審査が通らなくなる(滞納したクレジットカード以外でも)
  • ローンが組めなくなる(滞納したクレジットカード以外でも)

クレジットカードの支払いが遅れると信用情報に利用者の遅延情報が登録されるので、今後のビジネスはもとより私生活にも支障をきたすことになります。

絶対に支払いを滞納しないようにしてください。

黒字倒産を回避する方法

では黒字倒産を回避する方法を解説していきます。

資金管理をしっかりやりましょう

結局のところ、資金管理をちゃんとしましょうということに尽きます。

以下のように対応して倒産を避けるようにしましょう。

  • カードの支払い日とAmazon入金サイクルの関係をきちんと把握する
  • カードの支払いに間に合いそうにない商品はそもそも仕入れない
  • 支払いに間に合わないときは損切りをする

カードの支払い日とAmazon入金サイクルの関係についてはさきほど説明しました。

Amazon入金のサイクルをきちんと意識して、カード支払いができないような商品は最初から仕入れないようにしましょう。

また、どうしても支払いに間に合わないときは多少安くしてでも売り切ってしまうのが良いです。

手元に残ったキャッシュでまた新しい利益商品を仕入れていきましょう。

せどりツール「セラースケット」でキャッシュフロー管理をしましょう

せどりツールの「セラースケット」ではキャッシュフローを見える化してくれたりします。

セラースケットを導入することで、設定しているAmazonアカウントの振り込み額(14日周期)が自動反映されます。

クレジットカードを追加して、支払いサイクルをカード別と支払い額別で管理することも可能です。

他にも口座残高、回収目安、収支バランスなど資金管理に必要な情報はほとんど管理できるようになっています。

資金管理を自分でできないという人はツールを導入することを考えましょう。

セラースケットは安価でアカウント停止予防と自動価格改定ができるとても優秀なツールです。この機会にぜひ検討してみてください。

「セラースケット」とは?アカウント停止予防だけじゃない優秀ツールを徹底解説

【やむを得ないとき専用】後からリボ払いを設定する

クレジットカードの種類にもよりますが、たいていの場合は後からリボ払いに変更することができます。

リボ払いに設定するとかなり高い利息がかかってしまいますが、滞納で信用を落とすよりはマシです。

どうしてもやむをえない場合は、リボ払いを設定して乗り切りましょう。

おわりに

せどりにおける黒字倒産をまとめると以下のようになります。

  • クレジットカードの支払い日までに手元にキャッシュが残らないと黒字倒産のリスクがある
  • クレジットカード支払い日とAmazon入金サイクルをしっかり把握して資金管理をしましょう
  • 資金管理が苦手な場合はツールを使いましょう
  • 仕入れる商品が増えてきた中級者は特に注意

仕入れる商品に困らない、かつ資金管理がちゃんとできているという状態になればせどり上級者と言えるでしょう。

そもそも回転率を意識しない投資型せどりがおすすめ

一般的に黒字倒産を避けるためには回転率の早い商品を仕入れましょうなどといわれますが、実際そのような回転の早い商品を仕入れて捌き続けるのはけっこう作業的にきついです。

ふうげつが提唱している「投資型おもちゃせどり」は、最初からある程度商品を寝かせることを前提としているので、黒字倒産とは程遠いせどりスタイルと言えます。

回転率を意識して仕入れようというのも間違っていないですが、せどりのスタイルとしてはたしてそれが一番効率がいい方法なのか?という点を考えてみてはいかがでしょうか。

クリスマスはTOSSにお任せ!投資型おもちゃせどり

最後まで読んでくれたあなたに朗報

ふうげつ

僕の公式LINEに登録してくれた人限定で、年商3,000万円超えの僕が生み出したオリジナルノウハウを無料プレゼントしています!

おもちゃのみを扱い、平均利益率30〜40%を目指せるノウハウです。完全無料ですので、以下のバナーから詳細をチェックして今すぐお受け取りください↓

投資型おもちゃせどりのノウハウは、ここでしか手に入りません。せどりに関するお役立ち情報も随時配信していますので、ぜひ今すぐ登録してみてくださいね!

\ 今すぐ特典を受け取りたい方はこちら /

目次