Amazonでカートを取るってどういうこと?やり方やコツも知りたい…。
Amazonで販売していると、「カートを取る」という言葉をよく聞きます。
「カートを取る」というのは、一言で説明すると競合よりも目立つ販売枠を獲得できるということ。つまり、自分の商品を買ってもらいやすくなり、売上アップに大きく貢献する可能性を秘めているのです。そのため、カートを取ることはAmazonせどりで成功するための重要な施策と言えるでしょう。
そこでこの記事では、Amazonでカートを取る具体的な方法やコツについて解説していきます!後半ではカートを取るうえでの注意点も書いているので、ぜひ最後までご覧ください!
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Amazonでカートを取るとは?
まずはAmazonの「カートを取る」とはどういうことなのか解説していきます。
前述した通り、「カートを取る」というのは競合よりも目立つ販売枠を獲得できるということ。カートを取ると、競合に比べて商品が売れやすくなります。
とはいえ、これだけだとよくわからないですよね。なので「カートを取る」とはどういうことなのか、以下2つの項目に分けてそれぞれ解説していきます。
- Amazonでカートを取ると商品が売れやすくなる理由
- もしAmazonでカートを取れなかったらどうなる?
①Amazonでカートを取ると商品が売れやすくなる理由
そもそも、Amazonでカートを取るとなぜ商品が売れやすくなるのでしょうか。「カートを取る」の仕組みを踏まえて解説します。
Amazonでは、1つの商品ページの中にその商品を扱っている複数のショップがまとまっています。ただし、「カートに入れる」というボタンとともに目立つ位置に表示される出品者は1つのみとなっており、その他の出品者はほぼ表示されません。
このように目立つ位置に表示される販売枠を獲得することを「カートを取る」と言い、ユーザーから見て目立つので商品が売れやすくなります。つまり売上向上に大きな効果を与えてくれるんです!
②もしAmazonでカートを取れなかったらどうなる?
一方、カートを取れなかった出品者の商品は以下のように目立たない部分へまとめて表示されます。
このように、Amazonでカートを取れなかったら自分の販売ページが目立たないため、ユーザーに購入してもらうのはかなり厳しくなります。カートを取れない状態で自分の商品を購入してもらうには、以下2つのステップを踏んでもらわなければいけません。
- 「新品の出品」ボタンをクリックしてもらう
- 各出品者の商品一覧画面から自分の商品を選んでもらう
そもそも「新品の出品」ボタンをクリックしてくれるユーザー自体が少なく、新品の場合は差別化できる要素は値段くらいしかありません。つまりカートが取れない状況だと競合よりも値段を下げる、またはリピート購入してくれるお客様を増やすくらいしか売れる方法がないのです。
Amazonでカートを取る確率を高める具体的な方法5選
カートについての基礎知識を学んだところで、Amazonでカートを取る確率を高める具体的な方法について勉強していきましょう。カートを取る確率を高める方法は主に以下5つがあり、なるべく多く実践するのがおすすめです。
- 出品形態を「大口出品」に設定しておく
- 注文から発送までの期間を短くする
- 配送料無料やポイント付与などを提供する
- FBAを活用して販売する
- 在庫を切らさないようにする
それぞれ具体的に紹介していきます!
①出品形態を「大口出品」に設定しておく
Amazonでカートを取りたいなら、まずは出品形態を「大口出品」にしておきましょう。小口出品はそもそもカートを取る資格がないので、大口出品にしておくのはカートを取るための必須条件です。
そもそも大口出品とは月額4,900円で多くの機能を使える出品形態。一方、小口出品は機能が制限された出品形態で、月額無料で使える代わりに基本成約料として1商品当たり100円かかります。料金としては、月に50点以上の商品を販売する場合は大口出品、49点以下の商品を販売する場合は小口出品がお得ですね。
せどりでしっかりと稼いでいきたいなら、「大口出品」一択です。詳細な商品管理ができたり、Amazonマケプレプライムに参加できたりするのでぜひ設定しておきましょう。
②注文から発送までの期間を短くする
次に、注文から発送までの期間を短くするのもAmazonでカートを取る確率を高めるうえで重要な施策です。注文から発送までの期間を「リードタイム」と呼びますが、リードタイムが早ければ早いほどカートを取る確率を上げられるでしょう。
実際、ユーザーからすると注文した商品は少しでも早く届いてほしいですよね。ユーザビリティを考えると、リードタイムが短い出品者ほど価値が高いのでカートを取りやすくなるのも納得できます。
そのため、受注後は迅速に発送手続きを済ませて、なるべく注文から発送までの期間を短縮するのがおすすめです。
③配送料無料やポイント付与などを提供する
3つ目の方法は、配送料無料やポイント付与などのオプションを提供すること。というのも、カートを取るには販売価格の安さが重要なのですが、こういったオプションで販売価格を下げられるので結果的にカートを取りやすくなるのです。
ちなみに、ポイント付与はユーザーからするとお得感を得られて「またここで買おう」と思ってもらえる可能性もあります。リピート率を高める効果もあるので、売上アップの施策としても取り入れるべき方法と言えるでしょう。
また、その他の設定可能な配送オプションについては、Amazonセラーセントラルにログインすれば配送設定で確認できます。
④FBAを活用して販売する
また、FBAを活用するのもカートを取るうえでは非常に大事なポイント。
「FBA」とは「Fulfillment by Amazon」の略で、簡単に言うと「商品の注文を受けたら、梱包から発送、在庫管理や決済まですべてAmazonが代行してくれる」というせどらーにとってかなり有り難いサービスです。
FBAを利用するとカートを取りやすくなるのは、注文後の商品到着が通常よりも早くなったり配送料が無料になったりといったprime特典を受けられるからだと考えられます。ユーザーにとって少しでも安くて早く商品が到着する出品者が優遇されるというイメージですね。
FBAは他にもお客様対応や返品管理なども対応してくれるので、本気でせどりに取り組むなら必須で導入すべきサービスだと言えるでしょう。
⑤在庫を切らさないようにする
最後に、在庫を切らさないようにするのもカートを取る確率を高める方法です。というのも、仮に自分がカートを取っていたとしても、商品の在庫が切れていたり在庫数が少なかったりすると、より獲得条件を満たしている他の出品者にカートが自動的に切り替わる仕組みとなっているから。
カートの獲得に在庫が重要なのは、在庫が切れてしまうとすぐに販売できなくてユーザーが商品を買えなくなってしまうからですね。なので在庫を切らさないよう注意し、すぐに商品を販売できるよう計画的に仕入れるようにしましょう。
とはいえ、在庫を抱えすぎると売れ残りとなってしまうリスクもあるので悩みどころ…。在庫数は多いほうがカートを取りやすいとは言われていますが、売り切れるくらいの在庫数を考えながらバランスよく仕入れるのがおすすめです。
中古品を扱う際にAmazonでカートを取るコツ
中古品を扱う際、Amazonのカートを取る方法は基本的には新品と同じです。ただ唯一大きく違う点は、中古品でカートを取るには商品コンディションの条件があること。
コンディションの条件としては、「中古品 – ほぼ新品」 、「中古品-非常に良い」 、 「中古品-良い」のどれかである必要があります。最低でも「中古品 – 可」より上のコンディションであれば良いので、商品を仕入れる際にはコンディションに気を遣うようにしましょう。
カートを取れなかった出品者の商品一覧画面においても、価格以外の差別化としてコンディションは重視されます。
コンディションが良くて安い中古品は売れやすくなるので、そういった理由からもなるべくコンディションの良い商品を仕入れるのがおすすめですね!
Amazonでカートを取る際の注意点
最後に、Amazonでカートを取る際の注意点について解説します。注意点は主に以下3つなので、それぞれ確認していきましょう。
- Amazon公式がカートを取っている商品は狙わない
- アカウント年齢や販売実績が十分じゃないとカートを取るのは難しい
- アカウントヘルスが傷つくとカート獲得率は大幅に下がる
①Amazon公式がカートを取っている商品は狙わない
まず、現在カートを取っているのがAmazon公式なら、その商品は狙わないようにしましょう。というのも、Amazon公式からカートを奪うのはほぼ困難だからです。カートを取る難易度が一気に上がるので、おすすめしません。
なので、商品を仕入れる前に現在カートを獲得しているのがAmazon公式かどうか確認し、獲得しているのがAmazon公式ならその商品は仕入れないようにしましょう。Amazonがカートを取っているかどうかは、カートを取っている出品者の出荷元・販売元を見ればわかります。
Amazon公式が優位にカートを獲得できる理由は明確にはなっていませんが、おそらくアルゴリズム的にAmazon優位になるような仕組みになっているものと思われます。極端に安い価格に設定すれば一時的にカートを取ることができるかもしれませんが、すぐにAmazonが最安値に合わせてくる上に売れても利益にならないのでやるべきではないでしょう。
②アカウント年齢や販売実績が十分じゃないとカートを取るのは難しい
次に、アカウント年齢や販売実績が十分じゃないとカートを取るのが難しいということも理解しておきましょう。
アカウント年齢とは、アカウントを作成してからの経過日数のこと。
例えば作成したばかりのアカウントだと、カートを取るのは難しいでしょう。また、販売実績も重要。カテゴリーによっても異なりますが、一定の注文数を満たすことがカートを取る条件のひとつとなっています。
③アカウントヘルスが傷つくとカート獲得率は大幅に下がる
最後に、アカウントヘルスが傷つくとカートを取れる確率は大幅に下がります。
アカウントヘルスとはアカウントの健全性のことで、ストレスなくユーザーの購入から商品到着まで行えたかを図る指標です。アカウントヘルスは健全な状態が保たれているのが基本なので、返信や発送が遅れるといったことがないように運営しましょう。
アカウントヘルスが少しでも傷つくとカートを取る難易度は高くなってしまうので、アカウントヘルスが傷つかないようクリーンな運営を心がけましょう。
まとめ:Amazonでカートを取る方法を実践して、効率的に売上を高めよう!
というわけで今回は、Amazonでカートを取るとはどういうことなのか説明したうえで、具体的にカートを取る確率を上げる方法や注意点などについて解説していきました。
カートを取ると他のライバルよりも大幅に売れやすくなり、売上アップが期待できます。Amazonでカートを取る確率を高める方法も難しいものは多くないので、ひとつずつ取り組んでカートを取る確率を少しずつ上げていきましょう。
Amazonでカートを取るのは超重要!Amazon公式がカートを取っていないか確認しつつ、ユーザビリティを意識した運営をしていきましょう。